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金華山天皇寺高照院 きんかざん てんのうじ

第79番札所


金華山天皇寺高照院の画像

この地には「八十場の霊水」と呼ばれる泉があり、弘法大師がここを訪れた時に十一面観音、阿弥陀如来、愛染明王を刻んで本尊として寺院を建立し妙成就寺と名付けた。八十場の霊水は、その昔、日本武尊が勇者88人を連れて瀬戸内海で災いをなす大魚を退治に行った。その時に大魚に船ごと飲み込まれ毒気に当たって皆倒れた。そこに横潮明神が現れて霊水を飲ませると皆蘇生し助かったという伝承に因む。 保元の乱に敗れて讃岐に配流となった崇徳上皇は長寛2年(1164年)にここで亡くなった。京都からの使者を待つ間、八十場の霊水に上皇の遺骸を浸けておいたところ21日を過ぎても生前のままに生き生きとしていたという。それから天皇寺とも呼ばれるようになった。 明治時代、廃仏毀釈により妙成就寺は廃寺となり神社のみが残った。その後、妙成就寺の末寺であった高照院がこの地に移転し札所を引き継いだ。

基本情報

住所 香川県坂出市西庄町1713-2
電話番号 0877-46-3508
宗派 真言宗御室派
本尊 十一面観世音
交通アクセス JR予讃線八十場駅 徒歩5分
地図 金華山天皇寺高照院の大きな地図を見る
公式ホームページ

金華山天皇寺高照院のお遍路道中記



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