作成日:2014年08月30日 訪問日:2014年08月09日
66番札所 巨鼇山雲辺寺
雨も止まないまま雲辺寺へ移動します。
山道が続き、霧雨が酷く視界も今一良くありません。
申し訳ないですが…車は先輩お遍路さんにお任せです。
私も車の運転はしますので、長距離になればなるほど運転手の疲れは分かります。
少し心配になりながら…話しかけます。
山道&霧雨で周囲の景色の変化が分からず、一体どのくらい移動したのか分からなくなっていたようでした。
霧に覆われた雲辺寺に到着した時には雨…気温は何度くらいかは見ていませんでした。
私には寒いくらいでした。
この真夏のお遍路に薄手の羽織を持って行ってて正解でした。
半袖の白衣で今までは暑い暑いと連発していましたが、寒い寒いの連発でした。
駐車場から歩いて山門に向かいます。途中、夫婦杉も発見。杉やヒノキの香りがとても気持ちいいです。
トイレ休憩してから山門に向かいます。
山門から階段を上がり、クネクネと参道を歩くと「マニ車」を見つけました。以前、見つけたマニ車とはチョットだけ違う…
4,5つほど並んでいました。今回は廻さず…。
その正面に大師堂でした。先輩お遍路さんは「大師堂から?本堂から?」と、聞いてくれます。私の良いようにさせてくれます。
それで、今回は雨だしどちらが先でも後でも問題ないと聞いていたので、大師堂からお勤めしました。香炉は、丸いステンレスのボウルに変わっていましたが、湿気が多く含んで有り、立てるのも固い…。
雨風を避けるように本来の香炉には蓋が被せてありました。
大師堂に前には小さな小さな「チゴ大師像」がお祀りしてありました。
大師堂でのお勤めの後、緩やかにカーブのある階段を降りて行くと…納経所前に出てきます。段差の少ない階段に…「こりゃ楽ちんだ」とつい言ってしまい、失笑されてつつ……本堂へ向かいました。お勤めをして…本堂の写真を…と少し下がったところに小屋があり軒下で雨宿りしつつ写真撮影を…。そして、先輩から「あそこにナスあるよ」と!!
見て「えっ?小さい…Σ(゚Д゚)」思わず口に出てしまいました。
テキストなどからナスは、2~3mほどで、2、3人が一度に座れるイメージがあったのです。
でも、考えたら一人一人が座って祈願するよな・・・と苦笑い。
雨で濡れていたので、腰かけることは出来ず、触って帰ってきました。
ここでは、両親の病気平癒の御守りとナスの御守りを購入しました。
その後、暴風雨で止まっているロープウエー乗り場の方まで行ってみました。
五百羅漢や県境を示すプレート、雲辺寺三大巨木のうちの一つ:大師乳銀杏を見ることが出来ました。
その後も、境内を散歩して沢山写真を撮ってきました。
帰りも勿論来た道を通ります。
運転疲れはピークの様でした…(;^ω^)
平成23年完成の真新しい山門正面。霧が…
ロープエー付近のラベンダー畑
チゴ大師像
想像では2,3mと思っていたおたんこなす。実際は…人が一人腰かけれるほどの大きさでした((+_+))
お約束!!
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