作成日:2012年05月02日 訪問日:2008年07月22日
3番札所 亀光山金泉寺
今泉寺に向かう途中、道端に腰を下ろした。
距離にして数キロぐらいしか
歩いていないのだが
暑いし、あまりがんばりすぎてへばってしまったらいけない
と色々な言い訳をして坐り込んだ。
まだ、お遍路を始めたばかりなので
どこで休むべきかもわかっておらず
老人介護施設の前にべったり座っていた。
すると、たまたま施設の人が通りかかり
おもむろに「どうぞ」
と、冷たい缶コーヒーを差し出してくれた。
「あっ、ありがとうございます」
これが初めてのお接待でした。
いままでで最高に冷たくておいしい缶コーヒーでした
今でも、あののどごしは忘れられません。
そして、あれ以来同じのどごしを感じたことはありません。
毎日お接待があるわけではありませんし
こちらから、お接待を要求するものでもありません。
※一度だけ曼荼羅寺近くの製麺所で讃岐うどんをお願いしたことはあります。
歩きお遍路さんいらっしゃいって書いてあったので><
運よくこの後、プチトマトを袋いっぱい
お接待していただくことになるのですが。。。。
お接待していただいたものは
必ず全て頂くようにしていました。
※袋いっぱいのプチトマトだけ腐ってしまいましたが。。。。
これらは全て歩く原動力となりました。
44番大宝寺へ向かう途中でいただいた文旦は
一命を取り留める、貴重な食料となりました。
お接待していただいた方々に感謝です。
私も5月に、お遍路に行きました。愛犬2匹との車でのお遍路でしたが、ナビなしで、女一人で道が分からず、みなさんに聞いて、御親切にしていただき何とか、結願して、今は、大阪に帰り、懐かしく思い出しています。
あえて、写真を取らずにいましたので、心の奥に思い出として大切にしまってあります。
美味しいおみかんをいただいたり、お茶、お菓子、ふかしイモなどいただいた、接待所の方々、一番の御馳走は、一人と2匹でまわっているため、話し相手のいない私に、快く話し相手になっていただいたこと。
帰ってから10日しかたっていないのに、また、行きたくて、行きたくて。
長い階段、急な山道(できるだけ歩いたので)町、人、お寺すべて、懐かしく優しかった四国。
また、休みを取って、お金をためて、いきます。
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