作成日:2014年05月03日 訪問日:2014年04月18日
53番札所 須賀山圓明寺
太山寺を打ち終え、再び歩き出す。考えるのは、そろそろお昼ご飯だ!
ダンディ水谷さんから、前回の旅で入ったうどん屋さんが美味しかったからそこへ行こう、と提案があった。
グルメ大師と名を馳せた私の意見では無く、ダンディ水谷さん御自ら誘ってくださるそのお店、かなり期待が持てます!
そんなこんなで、うどん屋さんでのお昼ご飯の事ばかり話し合っていたら、あっという間に53番札所円明寺に到着。
時刻は午前11時ジャスト。
ここでも、たくさんの車遍路さんが、絶えず駐車場に入って来ていて賑やかだった。
お参りを済ませ、しばらく休憩をすることにした。
今日は休憩無しに歩き続けており、お昼前ではあるが、小腹の虫が暴れ出していたので、ダンディ水谷さんから頂いたお饅頭を食べた。
午前11時40分、小腹の虫を退治したところで再び歩き出す。
雨の上がった県道を、二人で金剛杖をリズム良く打ち鳴らし
「うどん!うどん!うどん!」
と、呪文を唱えながら1.5キロほど歩いた堀江郵便局の近くに、お目当てのうどん屋さんを発見!
店内に入ると、地元のお客さんでほぼ満席。
辛うじて空いていた最後のテーブル席に座る事が出来たのだ。
天ぷらの付いたメニューが人気らしく、ほとんどの方が天ぷらうどんを注文していた。
安くて、ボリュームのあるお店なのだ。
ダンディ水谷さんは煮込みうどん、私は天ぷらうどんを食べた。
安くて美味しかった事と、店員の女性が親切だったので、オススメだ。
何より、水谷さんがお接待してくださった。
満腹になり、歩き出す。
今日はもう札所は無く、宿に向けて歩くのだ。
ダンディ水谷さんは伊予北条の宿に、私は今治駅前に宿をとっているので、伊予北条で別れた後、行けるところまで歩き、近くの駅から今治駅に移動し、翌朝電車で戻ってくるという寸法だ。
左手に瀬戸内海を眺めながら、海沿いの道をひたすら歩いた。
雨が上がると蒸し暑くなり、だんだん足が重くなる。
伊予北条まで二キロほど手前に、感じの良いカフェがあったので、誘われるように入った。
コーヒーあんみつ、ケーキセットを注文し、休憩。
日に日に暑くなる四国。
季節が春から夏に向けて動いている事を実感した。
午後3時、ダンディ水谷さんの宿に到着すると、荷物を運んでくださっている先達の白井さんが待ち構えていた。
ここからは私一人が先へと歩く、つもりであったが、、、
「今から今治タオル美術館に連れて行ってあげる。行きたかったでしょ?」
悪魔のささやきが?。
私は、真面目お遍路のうさぎです!
「仕事が忙しくなるから、今日しかないんだよね、タオル美術館。」
「行く、行きまーす!行くに決まってるじゃないですか!是非ともよろしくお願いします!!」
予定変更して、乗車。
いざ、タオル美術館へ!
タオル美術館では、私が先達。
先達の白井さんが後ろに着いて来ては、次々に買い込む私の荷物持ちをしてくださった。
久しぶりの買い物でストレス発散をし、お気に入りのパン屋さんまで連れて行ってくださる親切ぶりなのだ。
大満足でご機嫌のまま今夜の宿まで送っていただくと、なんと同じホテルにラスカルが居た。
「ねーちゃん、ズルしたな!車に乗って来たじゃろう?!」
指摘された。
「明日、車に乗ったところまでちゃんと戻ります。」
深々と頭を下げてズルじゃ無いことを説明したのだった。
ちなみに、ラスカルは白装束で夜の街に消えていったが、お尻から毛が生えていなかった。
やはり、酒場では座布団があるから尻毛は必要ないようだ。
天井絵がすごく綺麗だった。
天ぷらうどんセットは人気のメニューで、ほとんどの人が注文していました。
念願の今治タオル美術館。お城のような立派な建物。タオル以外に四国のお菓子などのお土産物も充実していた。
一日中頭に刺さって痛かった。テーピングで補強しました。
お気に入りの幻のクリームパン!夕飯前でも二つはいけます!
うさぎさん、お疲れ様ですm(__)m
そうなんですか…了解です(^-^ゞ
くれぐれも、体調気を付けてくださいね(^^)
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