第53番札所
道路脇の山門をくぐるとすぐ、二層の楼門が続き、正面に本堂が建つ。開基は天平勝宝元年(749年)とされ、本尊の阿弥陀如来は行基の作と伝えられる。以後たび重なる兵火のため消失、再興したのは元和年間(1615~1623)になってであり、和気の豪族須賀重久が現在地に本尊を移転、伽藍を再興した。 大正4年に、この地を訪れた米国のスタール博士が本尊を収めた厨子に銅板が打ち付けられているのを発見。銅板には「慶安3年(1650) 京樋口 奉納四国仲遍路同行二人 今月今日平人家次」と記されていた。銅板では日本最古の納札とされている。
住所 | 愛媛県松山市和気町1-182 |
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電話番号 | 089-978-1129 |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
交通アクセス | 松山自動車道松山ICより約15km |
地図 | 須賀山圓明寺の大きな地図を見る |
公式ホームページ |
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