54番延命寺から58番仙遊寺

気ままに過ごす。さんのお遍路道中記

作成日：2023年03月01日 訪問日：2023年02月25日
54番札所 近見山延命寺

　２月25日12時40分頃今治駅へ到着、駅のホームで身支度を済ませ改札口の案内図で南光坊の方角を確認して出発、南光坊へは今治駅から歩いて15分程で到着、境内の駐車場には数台の車が止まっていました、納経を済ませて移動した納経所にはよく喋るおじさんの姿が今日は見えません、納経所では最近は延命寺まで行く遍路道の途中の大谷霊園の中で迷うお遍路さんが増えているので大谷霊園を抜けずに延命寺まで行く事が出来る地図が用意されていてそれを貰い出発しました、この道は歩道部分が少なくて幅も狭いし車の往来も多いので注意して歩きました。しまなみ海道の高架下付近からは歩道も整備されていました、歩き続けて行くと前方に延命寺への自動車用標識が出ていたのでそれに従い歩いて行くと左側に見覚えがある池と延命寺の山門が見えてきました、延命寺の山門を通り抜けれるのは歩いて納経する人の特典でもあります。南光坊から1時間程で延命寺に到着、雨が振り出しそうな曇り空の中納経を済ませて納経所に立ち寄るとこの日は字の綺麗な高齢の女性の姿は見えませんでした。
延命寺から泰山寺へは県道196号線沿いに歩いて行きコンビニがある信号交差点を渡り道なりに歩きます、泰山寺に向かう道路も歩道部分がないので対向車に注意して歩き延命寺から50分程で到着しました。この時間の泰山寺の境内には土曜日なのにお遍路さんの姿は見当たりません、納経後栄福寺へ向います。
栄福寺へは泰山寺駐車場脇の道路を直進し蒼社川に出て川沿いに歩いて行くと前方に信号機が見えて来ます、その信号機を左折して橋を渡り右折して、道なりに歩いて行き栄福寺に到着したのは午後4時頃でした、栄福寺の駐車場には自動車が10台ほど駐車してあります、納経所で次の目的地と今日の宿泊地でもある仙遊寺迄の地図を貰い話を聞くと仙遊寺迄は1時間以上かかる事もあるので今から歩いて行くと午後5時には間に合わないし山中で日が暮れるかもしれないので納経時間に間に合うようにタクシーの利用をすすめられてタクシーで仙遊寺まで行く事にしました。

　タクシーは乗車して10分程で仙遊寺に到着し料金は1060円でした。夕方でも仙遊寺には沢山のお遍路さんがいました、境内には展望台が有り今治市内や「しまなみ海道」も見えています、納経所で宿泊の手続きをして宿坊へ入りました、宿坊の2階に上がる階段の踊り場には住職制作の立像が置いてあります、ここの住職は作陶の趣味があるようで食堂にも自作の作品が置いて有りました、部屋に入ると寒いのでエアコンを点けてした、今日の宿泊者は男性ばかりなので男女の入れ替え時に使用する札は床に置いてあります、夕食時に食堂へ行くと仕出し弁当が置いてありました、宿坊ではコロナの影響で調理はしていませんがお遍路さんの食事に気を配って下さる住職に感謝して仕出し弁当をいただきました、夕食時にビールを頼みました（厨房の人は帰り支度をしていたので代金を現金で支払い）ビールを飲み終わり熱燗が飲みたくなったのですが厨房の人が帰っていないのでセルフで棚の上に置いてある一升瓶から自分で徳利にお酒をついで代金を箱に入れて飲むことにしました、徳利1本の代金400円を箱に入れて電子レンジを使いお酒の燗をして晩酌を楽しみました、この日の夕食は他に幼馴染の男性同士２名の計３名でした、仙遊寺は作礼山の山腹に有るので今治市方向の夜景が綺麗でしたが夜は冷えるので一晩中エアコンを点けて寝ました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本日の歩行距離　　22055歩　　　13.6キロ（今回すべてスマホの距離計参考）


　
　

55番南光坊山門を境内から

54番延命寺山門

56番　泰山寺　　

57番栄福寺へ向かう道

何かの役に立てばと思い撮りました

57番栄福寺

58番仙遊寺から見た景色