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遍路3周目を区切り打ちで始めます。

気ままに過ごす。さんのお遍路道中記

作成日:2021年03月28日 訪問日:2021年02月25日
1番札所 竺和山霊山寺


非常事態宣言がそろそろ解除されそうな2月末コロナ渦のため1年間延期していた四国88か所遍路旅に出発しました。今回は区切り打ちの遍路旅で1番札所「霊山寺」から33番札所「雪蹊寺」か34番札所「種間寺」辺りまで納経する予定です、名古屋駅から東海道新幹線のぞみ号自由席に乗車しました、私が乗った自由席車両の乗客は数えるほどでいつもなら酒を飲み沿線の景色を眺めながら乗って行きますが今年はコロナが流行しているので車内での飲食は控えて喉の渇きを潤す水を飲む程度で岡山駅まで乗車しました。岡山駅からはマリンライナー33号に乗り換え高松駅へ、高松駅から徳島行き特急「うずしお17号」に乗車、高徳線「板野駅」で「坂東駅」に停車する普通列車に乗り換えのため下車し20分待ち乗車しました、板野駅始発徳島行き普通列車の乗客は私一人です、無人の坂東駅で遍路衣装に着替え(たいした衣装ではありませんが)いざ出発!坂東駅前の道路を左折した道路は歩道の一部に緑色のラインが引かれています。坂東郵便局前を右折すると正面に有る信号の向こうに霊山寺が見て来ました、到着した1番札所「霊山寺」付近にはお遍路さんの姿は見えません、予定では阿波国一ノ宮「大麻比古神社」に参拝して明日霊山寺からお遍路を開始するのですが明日の天気は雨の予報ですから今日中に霊山寺の納経まで済ませる事にして大麻比古神社に向かいます、霊山寺の横の道を歩き高松自動車道の下を潜り通り赤い大鳥居を抜け旅館「梅観苑」の横を通りウォーキングをしている地元の人と挨拶を交わしながら霊山寺から30分程歩いて到着しました。「大麻比古神社」は本殿,拝殿、社殿等の建物は立派で御神木の大楠がこの神社の歴史を感じさせます、神社の裏には第1次世界大戦時のドイツ人捕虜達が残したドイツ橋等の遺構も有ります。江戸時代にはこの神社に参拝してから四国88ヶ所の巡礼をしていたそうです。大麻比古神社から急いで霊山寺に戻ります、霊山寺の境内には時間が遅いのかお遍路さんは誰もいません、数年ぶりに行う納経では取り出した線香を落としたり折ったり、般若心経は行を飛ばしたり詰まったりもう無茶苦茶です、他にお遍路さんがいなかったので恥ずかしい思いをしなくてすみました、御朱印を貰うために向かった売店兼納経所には係の男性が1名いただけです、この日の宿は「大鳥居苑」、2度目の利用です、自宅から名古屋を経由して乗り継ぎ乗り継ぎするとこの辺りで1日目が終わります。
                               1番札所「霊山時」から「大麻比古神社」往復約1時間。

 
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1番札所「霊山寺」付近に人影は有りません。

1番札所「霊山寺」付近に人影は有りません。


お遍さん用に?歩道に緑のラインが引いてありました。

お遍さん用に?歩道に緑のラインが引いてありました。


「大麻比古神社」の御朱印。

「大麻比古神社」の御朱印。


大麻比古神社の裏にあるドイツ橋。

大麻比古神社の裏にあるドイツ橋。


大麻比古神社御神木の大楠。

大麻比古神社御神木の大楠。


「大麻比古神社」参道の赤い大鳥居。

「大麻比古神社」参道の赤い大鳥居。

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