作成日:2016年06月11日 訪問日:2016年05月05日
73番札所 我拝師山出釈迦寺
73番出釈迦寺駐車場に到着、池の畔で風が通り涼しく、ここで休憩を取った。
参道を歩いてる時、奥の方の山に、奥の院根本御堂の屋根が有ることに気づいた、休憩を取ったので落ち着いてお参り出来たました。
納経を済ませ、奥の院へ車で行きたい旨を話すと、お車は4駆ですか?と尋ねられた、事故があまりにも多く、自由に車で上がれない様にしたとの事でした。
ここで通行止めの鍵を貸して頂けるのは、トトロさんの道中記を見ていて、知っていた、
お金を収め、鍵を受け取ると、道を丁寧に教えて下さった。
登り始めると、最初の駐車場に3台車が止まっていた、その駐車場に一旦入りうえを目指した、
途中日影が有ったので、コロンの為に休憩を取る、コロンは、普段、家の外で番犬をしている働き物なのです、でも外で12年も暮らしていれば、どうしても蚊に食われてしまいます、だからフィラリア症で今年の1月にお腹の水を抜いています、代謝が普通で無いはずなので、暑さは命取なのです。
しばらく涼んでから又登ると傾斜が厳しくなって来た所に柳の水の駐車場が有り、又2台駐車していました、この辺からは、傾斜は普通の山道の傾斜では、ありません、普通の方なら恐怖を感じる傾斜です、公園の急なすべり台くらい有ります、歩いて登るのもかなりの難所です、少し登ると、鎖で通行止めになっていたので、鍵を使って開けて、通り過ぎたら、直ぐ鍵をかけて、本格的に登ります、道幅は広いし、舗装して有るので、山菜取名人の私には、ヘッチャラ、余裕で登れました、
車なので直ぐ、出釈迦寺奥の院根本御堂、駐車場に到着、
誰も居ません、窓は全開にして、コロンに番犬をたのみ、お参り開始です、お清め水が無かったので、一礼して進む、鐘つき堂が有ったので、この旅、最初で最後の鐘を1回、山々に響かせた、鐘の余韻のなか、好きな山波を見ながら、山は落ち着く、考え始める、
一度も結願した事が無く、初めて来たお四国なのに、なぜ番外の奥の院にこだわるかは、お話しだ、衛門三郎のお話は、日本昔話でもやるほど、あまりにも有名な話だが、お遍路に付いて、本格的に調べ初めて、以前に聞いた事も有ったのかも知れないが、禅定の(飛び降りた)話しで、信心に励む事に大きな迷いが生じた、私は単純だ、だがこの迷い簡単には解決出来なかった、散々もがき、宗教家の方の知恵も拝借し納得したが、はっきりは、しない、今だにモヤモヤだ、
そして後で聞いた話だが、宗教家の皆さまでも、どれだけ修行したとしても、全ての迷いが無くなる事が無いようです、心も一時たりとも、同じ所に留まらないからだそうです、
そして、迷いの内容や、どう納得したかなど、あまり具体的な確信部分は、誰もが聞く、見る事の出来る場では、話せない事も分かった、人それぞれ、仏道、信心のレベルが違うのに、同じ言葉では理解出来ず、誤解してしまったら、命に係わるからだ、心と体は一つの者で、重い苦しみの中、助けを求めていた方に、誤解を与える事だけは、避けなければいけないからだ。
つまり、禅定の話をきっかけに、信心、迷いのレベルをかなり上げられた気がするのです。
鐘つき堂で、迷いを断ち切り、御堂でロウソクを出して気が付いた、誰も居ないのに、山で火をつけて、そのままにはして行けない、線香も、遠慮して、お参りを済ませた、御堂の下をくぐり抜けると、
直ぐ、崖の登り口が有った、誰も居ないと思っていたら、この登り口に、
ここのお参りは、今日で丁度50回目と言う、丸亀から来た年配のご婦人が居た、挨拶を交わし、法要などの有る時は、あの急坂をマイクロバスで送迎も有るとか、お遍路の事とか、色々お話しを伺っていると、
若い女性が降りて来た、25分で戻って来たとおっしゃって、私にも早く登れと言う、40メートル程だが、この後75番さんの広い境内が控えている、禅定は逃げない、しかし、この方たちと再会する事はまず無い、お話しを優先した、何分かして、お姉さまもお尻を突き出して降りてこられた、あまりの恰好に3人で笑う(* ´艸`)クスクスお姉さまは、障害者の方だった怖いのだ、必しの鎖場の修行を笑ってはいけない、でも笑うのだ、4人でお茶を飲みながらしばし楽しく雑談、猫を飼っているとの事で、ポコニャンを見たいと言うので、駐車場まで4人で下るが、若い女性は、私の前を右へ行ったり左へ行ったり、ジグザグに下る、お姉さまは普通にスタスタとあっとゆうまに見えなくなった、年配のご婦人は私と一緒にゆっくり、がに股で少し腰を落として下る、3人とも歩き方が違うのです、それほどこの坂道はきついのである、ポコとコロンを見せながら、又少し雑談、挨拶を交わし、御一家と別れた、とても思い出深い禅定のお参りとなった、
出釈迦寺に戻る、
納経所で鍵を返すと、納経していって下さいと、手を差し出された、私は納経にわ拘っていないが納経長も持っていないし、納経するつもりは無かった、後ろに予備のページが有るのでと、強く進めるのだ、納経もお作法なのだ、お作法は、御利益を得る近道、仏様には逆らえないなー、そう思い、はんこを頂いた。
言うまでもないが、時間がたてば、納経やこの時頂ける88ヶ寺本尊御姿は、目に見えるご利益なのに、この時は、忘れている、愚か者の私なのだ。
74番神山寺を順調に打ち、
75番善通寺到着、やはり駐車場も境内も広かった、人出がすごい、お祭り騒ぎだった、五重塔は行列でとても入れない、お参りをすませ、お目当てのカタパンを買いに行ったら、売れきれていた、しかたが無いので、えびせんを孫のお土産に購入、境内ないでも土産を買って、荷物を両手に持って、納経所へ行った、広いので行ったり来たり遠いからだ、人が沢山いて、なんか気ぜわしいお参りになった。
76番金倉寺到着、大きな数珠を回して祈る、大黒天様は、光輝いていた、金箔を買うお金が勿体無いんじゃ無いんです、時間が勿体無いんですと、合掌して大師堂へ進む、時刻は午後4時過ぎ、もう1ケ寺打てそうなのだ、お参りをすませ、急いで次を目指した。
77番道隆寺到着、ここでも納経を先にすませ、ゆっくりお参りをした、観音様が綺麗に並んでいた。
この日のお遍路は、ここまでとなった。
日差しが厳しい、暑いよー
通行止めの鍵は、車と運転に自信の無い方は、借りてはダメですよ、危険です、もちろん有料です。
根本御堂駐車場、日影も無く、風も通らづ、暑いです、車は私の一台だけの貸し切りだった(笑)
奥の院鐘つき堂、ここで長い時間考え事をした、お大師様良い時間を有り難うございましたペコリ(o_ _)o))。
左の瓦は鐘つき堂、下の屋根は根本御堂、屋根の少し上に、お姉さまが必しで登っているのが映っていた、その右斜め上に、オレンジ色のお地蔵さまが居て、その右斜め上に小さく赤い頭巾が見える、そこが例の身を投げた現場である。
御堂の通路出口から撮影、鎖場登り口、風か通り涼しく、4人で楽しい時間を過ごしたヾ(?^▽^?)ノ
甲山寺、門の奥に、本堂が見える。
甲山寺大師堂
善通寺五重塔、行列でした、他にも何枚か写真を取って来たのですが、通行人が鮮明に映ってるので、投稿断念m(._.)m
可愛い、各札所に有ったら、分かりやすくて良いんだけどなーヽ(*\'0\'*)
道隆寺、観音様がみごとだ。
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