作成日:2014年08月26日 訪問日:2012年12月06日
18番札所 母養山恩山寺
この日は曇り空で恩山寺から東海寺までの間で小雨が降りました。
鮒の里のご主人からあずり越えを勧められたので、あずり越え~地蔵越えを目指します。
昨日も同宿だった大阪のOさんもあずり越えを予定しているはずですが、私が出発する頃には、すでに姿が見えませんでした。
7時出発し、8時過ぎに恩山寺に到着しました。
恩山寺から国道に出て勝浦川を渡ってしばらく歩いた交差点から、遍路道を外れて左の方へ歩いていきます。
東海寺までは鮒の里でもらった地図を見ながら迷わず進んできました。
東海寺の手前にある森の中で一服し、お接待でもらったおにぎりを食べます。
東海寺から左手に歩き、舗装路が登りながら左にカーブしています。
その曲がり角から山道が登って行くのが見え、ちょうど民家におばあさんがいたので、確認すると、その山道があずり越えだそうです。
また、ちょっと前にお遍路さんが通過したとのことで、Oさんと思われます。
遍路道を外れてからはほとんど標識を見かけませんでしたが、山道に入って行くと地元高校が設置したあずり越えの標識がところどころにあり、迷わずに山越ができました。
山越を終えてから地蔵越えルートに合流するまでは、標識がほとんどなく、何回か迷いながら地蔵越えの遍路道に合流することができました。
地蔵院に13時10分到着し、井戸寺には15時20分到着でした。
今夜の宿は井戸寺のそばにある松本屋で、食事をする部屋からは井戸寺境内がよく見えました。
この日の泊まりは1人だけで、洗濯のお接待をしてくれるそうでしたが、明日には帰宅する予定なので、遠慮させてもらいました。
二食付きで6800円でした。
今回の区切り歩きの前に通販で、金剛杖を遍路道保存協力会で購入して利用しましたが、山道なんかで役立ってもらいました。
しかし、慣れてないためか、よく忘れ、歩き出して100メートルほど歩いて気がつき取りにもどることが何回もありました。
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