四国西南地区札所へ…

河童さんのお遍路道中記

作成日：2014年05月29日 訪問日：2014年05月24日
38番札所 蹉陀山金剛福寺

昨日、第38番札所　金剛福寺～第40番札所　観自在寺まで行ってきました。
事前より計画して、足の弱ってきている70を超えた両親とともに行きました。
とはいっても父は持病はあるものの、元来元気で長年酷使してきた足が痛いというだけです。車の運転などはお手の物！というわけで、行きは父の運転で行くことになりました。
朝食をいつものように済ませてから、昼食用の弁当を3人分作っていざ出発！
弁当作るなよ～って思うかもしれませんが、外食の苦手な両親にとってはお弁当の方が有りがたいと思っていると考えての弁当作成です。

到着は12時ごろでした。
駐車場は満車満車、満車！((+_+))
なので、持参したお弁当がラッキーです。少し車を走らせて景色のよいところでお弁当です。
その後、駐車場に移動して境内へ！
噂に聞いた通り、南国特有の植物が生い茂る境内に立つことが出来ました。
白衣に身をまとい恰好だけはばっちり！！境内に入って1番最初に目が行ったのが…「亀」こちらのサイトでも沢山の方が写真に収めている亀を私もパシリ！！つるつるした頭をナデナデ…。本物だったら凄く嫌がるだろうなと思うくらい色んなことを念じながら撫でました。
今まではずっとバス遍路で御先達さんがいて、周囲には知らない人だけど、沢山の人がいて御先達さんの声がありお勤めやってきました。
しかし、今回は違う！ひとりぼっちです。覚悟していたものの何となく落ち着かず周囲が気になります。ギコチナイデスが、間違っているかもしれませんが一つ一つ思い出しながら一生懸命お勤めしました。何とか終了。

広い境内をまた一人で歩いて行き、すれ違うひとと「こんにちは～」「お疲れ様～」と言いながら挨拶を交わしていきます。あ～ここ写真で見たなぁとか、ここ資料で見たな～とか思いながら散策します。
そして初めての納経所です。掛け軸を先に出して…納経帳・・・お釣りの要らないようにカラーの御影も…。不安が顔に出ていたのでしょうね、優しそうな柔らかい表情の女性が座っていましたが掛け軸を返してもらった時に「あっちに乾かすところあるからね」と声を掛けて下さいました。ささ～っと持って行き、ちょっとのスペースで乾かしていると、見知らぬ男性が、「今日は直ぐ乾くよ」と！納経帳を頂き有難うございましたとお礼を言ってそそくさと退散です。掛け軸の乾燥を待っている間も話しかけてくだださる方がいます。
納経所、一日の中で1番緊張の時でした。
ツアーではいつも預けているのでどのようにされているのかなどそんなことは知りませんでした。
はぁ～無事に終わったと一安心。

折角きたのでのんびりしたい所ですがどれほど札所に時間がかかるかわからないことと両親と交代することにしていたので交代です。私が先に家族分お勤めして、慣れない両親は後からお参りだけしてくることにしていたのです。
しかし、母はこの日の暑さにやられて涼しい車からは降りようとはしませんでした。でも誘ってみると少しだけならというので、亀まで行くことが出来ました。普段家からあまり出かけない母なので上等だと思います。勝手ですが、札所に行ったということにしてもらおうと思います。

どれほど時間が経ったかは分かりませんでしたが、次の札所へ向けて出発しました。

無事到着・・・

お約束の亀

ようこそ、足摺へ・・・と言ってくれているような気が。私だけ？

間違って入っていった…(;^ω^)

足摺り山なんだぁ…

本堂

大師堂

大きな大きな鐘楼堂

来れてよかった、開創1,200年