宿坊初体験！

河童さんのお遍路道中記

作成日：2014年04月21日 訪問日：2014年04月16日
23番札所 医王山薬王寺

平等寺
バスから降りたら目の前に山門が！！！ラッキー！と油断したら…奥に階段が見えてた(;´Д｀)
今回の階段遍路は終わりません！！
こちらは、足に障害があって歩けない人が木製の車で寝泊まりしながら巡礼し御利益を授かり歩けるようになったという話が伝わるそうです。参拝者が奉納した木製の車が本堂に安置されていました。また本堂の天井画も見事でした。

階段の横にある御加持水「弘法の水」は少し頂いただけでした。


薬王寺
階段(-_-;)
御本尊は「薬師如来像」
初日最後の札所なので足元重そうですがみんな頑張っています。
残念なことに17時に到着なのでロウソク線香は立てないことになりました。
厄落としの目的の方は、数えながら賽銭を階段に置いていっていたようでした。
雨の日にこちらに来た時には、階段が急な事からお賽銭が滝のように流れていく光景が見られるそうです。シンボルのユギ塔も見えました。
仁王門の横の様にある藤の棚が綺麗に咲いていました。

その後ツアー初のお泊りのため、別格札所八坂山八坂寺「鯖大師本坊」に移動しました。
こちらでは鯖を3年絶ち祈願すると願いがかなうとか？
お大師さまと鯖に纏わる伝説があるようです。
食事は精進料理であっさりしていて美味しいです。
その夜は護摩祈祷がありました。白衣とお袈裟を身に着け参加です。
迫力ありました（*^_^*）数珠も清めて頂きました。
地下を掘り下げて大洞窟があり四国霊場お砂踏修行道場になっていました。入り口には修行大師がお迎えして頂けます、お釈迦様の仏足石で足裏を清めました。四国八十八ヶ所、四国別格二十霊場、西国三十三観音霊場のお砂踏の前の足元には各霊場のお砂を納めた蓮華台を踏むなどの修行が出来ます。
ゆっくりと宿泊できたら良かったかもしれません。

60~70代くらいの静かな方と相部屋になりました。
お互いに寝相が悪かったらごめんなさいねと先に謝っていましたが、気になりませんでした。
21時過ぎにはお布団に入りぐっすりと眠ることができ初日の疲れを取りました。

翌朝は5：50から朝のお勤め開始です。朝はまだ寒いです。顔を洗う水も冷たい。
5時半ごろにはまたお袈裟白衣に身をまとい数珠持参で本堂に移動しましたが最終組でした。
お勤めさせて頂き、御住職から貴重なお話を頂きました。
お勤めは般若心経とそちらにおいてあるものを見ながらの読経でした。
自分が持参した勤行本とはまた違ったものでした。
御住職の話は、鯖大師の歴史や皆さんとのご縁の話などなど。
これからの道中の安全を願っていますと最後にお話ししてくださいました。

その後朝食です。やはり美味しい（*^_^*）
7時出発でしたが少し時間があったので、周辺をウロウロとしました。
とても広い札所でまた来てみたいと思いました。

平等寺本堂の天井画

平等寺　山門　ゆっくりと歩きます

平等寺本堂に向かうツアーメンバー（きちんと一列）　　階段の左側に御加持水「弘法の水」がありました。少しだけ頂きお持ち帰りしました。

仁王門の後ろに鐘楼

平等寺大師堂前に集合…

平等寺本堂の天井絵

厄除けの薬王寺

薬王寺大師堂

薬王寺本堂

肺大師の御水も頂きました

薬王寺から今回の宿泊場所に移動します

鯖大師本坊の宿坊に泊まりました。精進料理がとってもおいしかた。また護摩祈祷も迫力あって良かったです。また泊まってみたいです。