作成日:2015年03月24日 訪問日:2014年12月20日
結願
結願から4ヶ月が経った12月20日に高野山にお礼参りに行きました。
7、8月遍路にてご一緒した相棒を結願した際に「お礼参りに行こう」と事前に声をかけていたのです。
この時期になったのは私の地元の秋祭りがありそれが終わらないと落ち着かなかったのが理由です。
なので、相棒には待っていただいた事になります。
前日の夜に我が家に泊まっていただき朝から二人して南海電鉄のなんば駅へ
拝観割引と林間バス乗り放題付き切符購入し特急に乗り移動です。
車内で、あれからのこと色々と話をしました。
そして極楽橋に到着すると雨が降っていました。
事前に天気予報でも言っていたのですがドタバタで傘忘れてしまいました。
奥の院前まで雨だった為にバス移動して売店へ!
傘購入して、参道を歩きながら石碑や墓標の説明をしながら御廟方面へ
さすがに12月で雨なので参拝客はまばらです。
玉川にかかった御廟橋を渡り本当の聖域へ
ここから脱帽、写真撮影禁止、大声禁止です。
途中に弥勒石があったのでそれをあげてから行こうとチャレンジ!
私は何とか上がりましたが相棒は断念・・・次回こそ上げる!とのこと
そして、織田信長の墓標や豊臣家の墓標を説明しながら奥の燈籠堂を目指します。
燈籠堂の軒下で輪袈裟着用!
ロウソク、線香を供えてから塗香をして入堂。
燈籠堂のイメージが以前と変わっていたのは記憶違いかな?
正面に御廟が見える窓は有った気はするのですがその両側に大きな吊り灯籠が並んでいた記憶が・・・
それが無くなっていました。
正確には両横に寄せられていたのが正しいのかな?
お賽銭と納め札を納めて御廟前に移動!
その前に、相棒は護摩木をお願いしていました。
そして御廟前に行き、またロウソクと線香、納め札にお賽銭をお供えしました。
ここで二人してお勤めです。
さすがに寒いので長居できる状態ではありませんでした・・・雨降ってなかったら少し座っていたかもですが?
そしてしたの地下のお堂へ行きここでもお勤めをしました。
沢山のお大師様の像が奉納されていました。
そして納経所に行き私は納経帳のみ、相棒はそれに納経軸をお願いしました。
書いてくれたのは私が一巡目に書いていただいた方と偶然同じでした。
最後に「満願おめでとうございます」と声をかけていただき「ありがとうございます」と返答しました。
その後、前にある手水場をいると凍っていました。
寒いのでお茶所へ
熱いお茶をお接待いただき温もったところでまた、奥之院口の中の橋へ
そこで昼食をとりバス移動で金剛峯寺へ
ここからバス遍路さんとご一緒に金剛峯寺のお勤めをしました。
諸堂を回り奥の接待処でお茶とお菓子をいただき一服。
そのあと庭や襖絵を堪能して次は根本中堂、金堂へ
さすがに暖房器具なしなので吐く息は白くなります。
凜とした空気のなか仏像や仏画を見て回りました。
最後に、霊宝館に移動です。
時間にして16時!
ゆっくりと見て回りその後、お土産物屋まで歩くことにしたのですがバスが来るとのことでお土産断念!
バスに乗り高野山口へ
帰りの特急を期待していたのですが極楽橋からの特急は最終が出た後でした。
橋本まで普通電車に揺られて移動して急行に乗り換えました。
特急もあったのですが、この際だから揺られて帰ることにしました。
そんなこんなの慌ただしいお礼参りが終了しました。
翌日、京都に行こうとの話をしていました。
東寺の終い弘法を見せてあげたかったのです。
しかし、相棒は事情があり急遽翌日早朝に帰ることになりました。
空港まで送って行き、またの再会を約束して相棒は帰路につきました。
これにて正確に2巡目満願と相成りました。
奥之院 納経所前の手水場 寒さで凍っております!
奥之院納経所
納経所前から御廟を望む 「有り難や高野の山の岩陰に大師はいまだお在しますなる」
はじめまして!お疲れ様でした。
四国遍路巡礼…四国88ヵ所内「結願」…「お礼参り」とは、その一番最初の発心寺にと思いますが…高野山奥の院で「満願」ではと…
巡礼は、各人信仰心色々…良いですよね。
相棒さん、良いですね。
こんばんは!「高野山」no-image!?
お忙しいみたいですね。
十善戒…難しいです。
此れからも遍路巡礼気を付けて。
こんにちは 椹木さん
コメントありがとうございます。
私の場合の結願、満願、お礼参りは「高野山奥之院」と思っています。
理由は遡りますが2012年の8月になります。
お盆のお参りに宗旨寺院にお参りするのが我が家の通例になっていますので京都へ行きました。
翌日、「何故か、お大師さんに会いたくなった」と家族に言って高野山へ
奥之院の御廟の前で手を合わせて来ました。
納経帳ではなくご朱印帳に御朱印をいただき帰りに、ふと土産物店に立ち寄ったのです。
数珠屋さんでしたが、沢山のみやげ物とともにお遍路道具も販売されていたのです。
それを見てお遍路なる物を知ったのです。
四国の88カ寺を巡り修行するものだと知りました。
11月23日3時に大阪から車で霊山寺を目指しました。
早朝だったからなのかで受戒を受けることは出来ませんでした。
その代わりとのことで尼僧である木下さんより受戒のようなものをしていただきました。
木下さんは私にとってはお遍路の先生です。
彼女から言われたことがあります。
「娑婆(日常の世界)とお四国とでは今と昔で違いがあります」っとの事でした。
昔は四国は修行の場でしたが、今は娑婆の方が大変なので修行の場であると...
お四国には心を洗いにと思いで、2巡しています。>いつの間にやら三巡目突入していますが...
「十善戒...難しいです」は理解できます。
コメント1810で書いた記事に対しての事ですよね?
気にはしていませんが、人それぞれの考え方なのであると思っています。
最後に書かれたように信仰心は色々です。
極力、十善戒破らないようにしたいですが難しいですよね?
椹木さんも、よいお遍路をしてケガや事故の無いように巡礼をしてくださいね。
お疲れ様です。
「十善戒」の為の「教え」宗教だと思います。
私は…「数悪?戒」に、侵されてます。
巡礼する度に、「心」痛みます。
娑婆…人の思い…大切に…
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