作成日:2014年08月16日 訪問日:2014年08月11日
四国別格二十霊場 第18番札所 経納山海岸寺
さて、金倉寺からここ海岸寺へ移動してきました。
山門には力士の立像が仁王様の替わりに立っています。
入っていくと、「上がってお勤めしたらいいですよ」と声を掛けて下さいましたので上がり込むことに!
正面に本堂があるのですが何故かここには大師堂がないのです。
大師堂は奥の院にあるためだと後で判明しました。
前回も来ているのですが理解していなかった自分に喝!
奥には不動明王が祀られていますのでそちらにも!
納経所で納経後に奥の院へ!
奥の院はここから500mほどのところにあります。
車で移動して奥の院へ
山門の鐘を突き中へ
お坊さんらしき人が庭にいました。
その人から声がかかってまたしても上がってお勤めと相成りました。
灯明と線香は外に供えて靴を脱ぎ上がります。
そしてそのお坊様に納経帳を渡して中へ
やはりお堂の中は涼しいです!
正面で賽銭と納め札を入れてお勤めして終わったら後ろを見るとそのお坊様がいました。
ご住職様で非常にお話しがお好きな方でよく見れば前回もお話をしていた記憶が甦ります。
大阪から来た話しをすると地元の神社の話が出てきたのでビックリ!
話が弾んで相棒の地元の話も出てきて二度ビックリでした。
話をしている中で「何かの縁だろうから、お大師様の産湯のタライを見せてあげよう」と言うことになりました。
塗香を付けて内陣奥へ
漆塗りの箱の中に納めている石のタライを見せてもらいました。
そして、唐から帰った翌年にここ生誕の地に海岸寺を作ったそうです。
最後にお洗米をいただき出てきました。
色々と話をしている中でお大師様のへその緒を納めた塚が近くの仏母院にあるとのことを教えてもらいました。
そうなったら「寄るしかないよな?」と相棒と話をして仏母院へ
墓地の奥に小屋組した物の中に石塔がありました。
海岸寺で色々な事を見聞きし何かの縁でしょうか産湯のタライまで・・・
少し寄り道したかもしれませんが今回のお遍路の中で一番の印象強い物を見た気がしました。
合掌
海岸寺の山門
奥の院の山門 逸話のように四天王が守っています。
奥之院 本堂(大師堂)
道中記へのコメントは、ログインが必要です。