作成日:2013年06月29日 訪問日:2013年05月05日
87番札所 補陀洛山長尾寺
志度寺から少し山間に入っていきます。
長尾寺は結願寺の大窪寺へ続く札所になります。
このお寺で結願寺への気持ちの整理や思いを新たにし結願寺への道を歩んで行くのです。
さて、私はその前にお勤めです。
駐車場は本堂横にあります。
なので例によって一旦寺を出て仁王門から入り直しです。
その際に軽のワンボックとすれ違います。
そう、八栗寺で出会ったお先達さんです。
実際には、お遍路用品店でもお会いし、志度寺でもお会いしているのです。
仁王門から再度入って本堂へ
お勤めをして本堂をよく見ると彫刻が目に入ってきます。
そして大師堂へもお勤めをし、こちらもお堂の彫刻に目を引かれます。
ここ長尾寺以外でもお堂の彫刻をよく目にします。
実にいい彫り物がしてあるのです。
昔の彫り師さんの腕の良さが見受けられます。
納経所はプレハブの中にありました。
仮設なのかな・・・
次の大窪寺が88番札所であり88カ所の結願寺です。
山の中でもあるので、車にガソリンを入れて大窪寺へ
途中、道の駅に立ち寄りその前にあるお遍路のサロンにも立ち寄りました。
サロンの中には資料館があり昔のお遍路の様子や写真、当時の道具が陳列されていました。
中で特に記憶に残ったのが「中司茂兵衛」のコーナーでした。
中司茂兵衛さんは280回の巡拝を行った大先達です。
280回ですよ?
22歳から78歳の生涯でです。
また多くの道標を建てたことでも有名な方だそうです。
お遍路の神様みたいな方ですね。
1回目車遍路の私では足下にも及びません。
そう言いつつも、私の1巡目のお遍路が結願しつつあります。
そして別格を含んでもです。
長尾寺 本堂
長尾寺 大師堂
大師堂の欄間 天女
大師堂 欄間の木鼻の龍
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