作成日:2013年06月14日 訪問日:2013年01月05日
47番札所 熊野山八坂寺
国道にある三坂峠を下り途中から浄瑠璃寺までの細い下り道を入っていきます。
道の状況は非常に狭い、そして道が荒れています。
そんな道を下って浄瑠璃寺に到着しお勤め。
その後順調に浄瑠璃寺まで到着。
ここまでは順調に進んでいます。
お勤め終了後に次の48番札所西林寺へ移動なのですが途中に別格札所9番文殊院があります。
勢い余って通過してしまったので空き地でUターンしました。
そして文殊院へ到着しお勤めが終わり納経所へ
危うく、別格9番を飛ばすところでした。
そして車へ
よく見ると何か車が変なのです。
えらく、右前に傾斜しているのです。
そう!パンクしてるのです。
「うっそ?」っと思わず心の中で叫んでしまいました。
とりあえず空気を入れてどこかにパンク修理に行かねばと思い空気をフットポンプで入れるのですが一向に膨らみません。
よく見るとタイやの横に裂け目が・・・・
こうなってはどうしようもありません。
実は、私の車にはスペアータイヤが無いのです。
仕方なくそのまま近くのGSへ
GSに着いたとたんに店員さんから「えらい事になってますね!!」の一言
GSには、サイズの合うタイヤが無く業者に持ってきてもらうしかありません。
ついにスタッフさん、近くのタイヤメーカーの営業所まで走ってくれる事になりました。
その間、ご近所さんの方とGSで話をしていました。
その時、その方からGSのスタッフに一言「お大師さんを待たせたらあかんで」と急かしてくれるのですが、正月早々にこのようなお仕事させて申し訳ないの思いで一杯になりました。
47カ寺の本四国と別格9ヶ寺の58ヶ寺を回ってきましたがお大師様からちょくちょく、「急いではいけないよ!」と金剛杖を足に絡ませて警告してくれていたにもかかわらず、調子良く回れているからと言って先を急いだ私についに最後の手段を使って警告してくれたのだと思いながらパンクの修理を待つしかありませんでした。
結局、急いだ為に余計な出費と時間を使ってしまったわけです。
こう言うことなら、ゆっくりと回っても一緒だったのです。
GSのスタッフさんを急かしてくれた方が宿の紹介もしてくれました。
幸いにも、修理は早く済み、今日は48番札所の西林寺までは到達しました。
これもギリギリに到着したのですがお寺の方のご配慮で納経帳のご法印をいただけることになりました
。
そして、今日のお宿なのですが実は浄瑠璃寺の門前にある長珍屋さんなので結局は戻ることになったのです。
初めてのお遍路さんを相手にしている宿に泊まることになりました。
泊まった感想は、宿はお遍路一色で食堂兼大広間は納経軸はもちろん額に屏風もすべてご法印があり床の間にはお大師様にお不動様と、流石に巡拝旅館なのだと関心しました。
翌日は早朝から49番札所浄土寺を目指して最終日目指せ今治!!
浄瑠璃寺の門の天井画
浄瑠璃寺本堂
別格9番札所 文殊院
48番札所 西林寺の本堂
道中記へのコメントは、ログインが必要です。