作成日:2013年02月18日 訪問日:2013年02月18日
1番札所 竺和山霊山寺
前回まで…
私、読経していませんでした。
しかし、今回からはお経を唱えます。
最初に回った時に「南無大師遍照金剛」だけでも唱えなさいとアドバイスを受けました。
今では初詣でお願いをする時も唱えてしまうほど。遍路の道中に何度も唱えた音です。
南無大師遍照金剛。
私の中では「弘法大師さんありがとう」だったり「弘法大師さんお願いします」だったり「弘法大師さんこんにちは」だったり…口にしたその時々で意味は違ったのだけれど。
実際はどういう意味なの?????? ←今さら…
私には須藤元気さんの本の中の説明がしっくりきました。
「南無」…心から帰依して身も心も任せます
「大師」…弘法大師
「遍照」…世界をあまねく照らす
「金剛」…大日如来。宇宙や全ての教えのこと
つまり「すべてを見とおしていらっしゃいます弘法大師さま。私はあなたに全てをまかせます」という呼びかけなのである。
…ですって。
「同行二人」「南無大師遍照金剛」。
弘法大師さんと二人。
道中できるだけ動じず、焦らず、起ることを楽しんで…歩いて行きたいなと思います。
さて。般若心経ですが。
2回目の区切り打ちにて…。
訪れる寺での読経を聞いていると何故か心が安らぐことに気が付きました。
あの楽器を演奏したい。
あの曲を弾けるようになりたい。
あの曲を歌いたい。
…に近い想いで『私もお経を唱えたい』と思うようになりました。
木魚の音はポクポクポクポク…♪
歩くメロディはテクテクテクテク…♪
お経のリズムは歩くリズムなんですね。
遍路の私に心地よいはずです。
…というわけで最近の通勤中のBGMは般若心経です。
音漏れしていないか若干心配です。
なかなか好みのものが見つからないのですが、鼻唄で口ずさんでしまうほど聞きこんでいます。
まだ意味はよく分からないのだけれど。
三月はもうすぐ。
今回こそはちゃんと準備をして挑みたいと思います。
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