玉ヶ峠を越えて

三面大黒さんのお遍路道中記

作成日：2013年06月01日 訪問日：2013年05月29日
13番札所 大栗山大日寺

鍋岩を7時5分に出発し、玉ヶ峠に向かう。

短い距離だかなかなか手強い峠である。歩き出して直ぐ急な登りになるので、少々大変だった。

峠で小休憩し、長~ぃなが~ぃ下りを鮎喰川めざして下っていく。

歩き出して5.7ｷﾛ位のところで鏡石大師がある。見過ごしがちであるが、立ち寄っていく。

阿野を過ぎ駒坂峠を降りたところで、やゃ!! 鮎喰川に架かる橋が、コンクリートになっているではな

いか・・・。これにはツィッターで見ていただいている人たちからも、残念とコメントが入った。

木製の橋では大水が出たときに流されるのだろうか?! またひとつ風情のある場所が消えてしまって

ざんねんだ。

広野のあたりでお腹が空いてきた。この辺りは飲食店がない!! あの店は開いているだろうか?

あの店とは、私がここを歩くのは8回目だが、ほとんど閉まっている仕出屋さんだ。

今まで一度開いていたことがあり、食事が出来た。

今日はどうかなと歩いていると、大きな道路工事をしている。もしかして??

そう、そう人夫さんの昼食のため営業しているのでは・・・と。

予感的中!! ありがたいことに2回目の食事にありつくことが出来た。

こちらが閉まっていれば、ペンション○○○○までお預けのところだった。

そのごおやすみなし亭で休憩し、大日寺に無事到着できた。

参加しているM・H・Kさんの顔を見ると、まだまだいけそうだったので、あしを伸ばして

国分寺まで打つことが出来、予定どうりの汽車で無事帰ることが出来ました。


　　　　　　　　　　　　　本日の歩行距離　20.7ｷﾛ　所要時間　11時間35分　札所　3ヶ寺

玉ヶ峠は、歩き出して直ぐ急な登りに心臓がついていけず、いつも大変な思いをします。

鏡石大師。道から少し下ります。昔は人の顔が映るぐらい不思議に輝いていたそうです。

コンクリートになって残念です。遍路道の風情がまたひとつ失われました。