作成日:2013年04月18日 訪問日:2013年04月16日
16番札所 光耀山観音寺
大日寺の朝の勤行は6時から始まった。お経は韓国人の住職でもあり、言葉の問題で少々物足りな
かったが、後の法話はなかなか心に響くものがあり、年とともに涙もろくなった私には涙を堪える
ので精一杯だった。
朝食を済ませいよいよ出発だ。井戸寺までは平坦で距離も短く、女性の参加者が主にお大師様や写
経、護摩木などを担いで歩いた。
井戸寺に昼ごろ着き、お勤めの後弁当となった。
それにしても、ちょうど団体さんで一杯であった境内で我々が加わったので、パニックのようにな
り、お大師様を一目見ようと、人だかりの列が出来た。(皆さん信心深い!)
いよいよ昼から地蔵院まで歩き、ここから地蔵越え、そしていったん下って最近整備された
あずり越えである。
しかし、井戸寺から先がたいへんであった。予定より多少遅れているためか、先達の八坂寺さんが
お大師さんを担いで先頭を歩き出した。(八坂寺さんは醍醐派で修験の寺)
今まではなんとか着いていけたが、時速6キロ近いスピードになり、みんな遅れてはならぬと小走り
交じりで着いていく。
必死で着いて行った後は、地蔵越えだ!! 歯を食いしばって頑張ってみたが、前との距離は開くば
かり、峠にやっとの思いでたどり着く。(あぁーしんど!)
ここを下ると次はあずり越え、またも大汗かいて、やっと日本で一番低い弁天山にたどり着いたと
きは、やったーと叫びたくなった。
今回は皆さん堪えたみたいで、何人かが救護車に乗っていたようです。
次回は鶴林寺と太龍寺の難所が待っています。
もっともっときつい場所だけに、毎日のトレーニングに励まなければ・・・??
次もがんばるぞぉー!! 次回は5月14・15日です。
大日寺の「しあわせ観音」。合掌する手のなかに居られます。
番外の地蔵院。安産祈願に訪れる人が多い。ここから地蔵越えが始まる。
日本一低い弁天山。今日の最終目的地です。ここでバスが待っていて、沖洲まで戻り解散です。
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