作成日:2015年12月01日 訪問日:2014年08月14日
39番札所 赤亀山延光寺
金剛福寺の参拝を終えて、時計は10:15。
間違って、逆打ちルートで来てしまったので、打戻り・・・とは言わないかぁ。
延光寺へ通ってくるはずだった道を走り出す。
実は、今は雨はやんでいるけど、今日の天気は曇り時々雨。
この次への山道での雨を嫌がっての打戻りルート選択。
走り始めて、金剛福寺までの道より、思いのほか揺るやかなアップダウン。
走りやすい。
走り出して5分ほどの上り坂。
前方から、ロードバイクが。
おっ、昨日の彼だ。
彼もこっちに気づいて、ちょっとビックリしている。
すれ違うとき、笑顔で「お疲れ!オレ打戻りだから~」と声をかけるも、ちゃんと聞こえたかなぁ?
道の駅 宿毛 で野宿と話したので、また会うかも。
でも、宿毛ではどこかの宿みたいだから、もう会わないかな・・・・。
とはいえ、たぶん打戻りは心念庵まで戻るルートまで。
自分は山道での雨を嫌って、四万十市街まで戻って国道56号から。
打戻りとは言わないかぁ。打戻り過ぎ?
足摺岬を出て、4時間ほどで四万十市のフジグランの近くの土手に到着。 (14:00)
と、急に雨が降り出し、あっという間に大雨に・・・・慌てて近くの休憩所(まさに偶然)に逃げ込む。
今日の天気は雨・・・・止むことは無いだろうし、雨でも走れるようにと選んだこのルート。
レインスーツを着て雨が弱くなってから走り出すものの、この後 数回雨宿りを繰り返す。
今日は雨は覚悟の上。
時間も厳しくなってきたので、延光寺まで一気に走ると決めて走り出す・・・・・。 (14:30)
と、今度は雨は小降りになり、太陽が顔を出す。
まさかの1時間ほどの通り雨。 今日はこんなのばっかり。
う~ん、雨は試練か? 止んだのは日頃の行いか? よ~わからん。
レインコートを片付けて、延光寺を目指す。
:
16:00 延光寺の駐車場に到着。 足摺から6時間。
天気悪いかもと、ちょっと心配でしたが、何とか予定の延光寺にたどり着けました。
参拝して、今日の野宿予定の道の駅「すくも サニーサイドパーク」へ移動。
どれくらいぶりかなぁ、道の駅にある「もくもく亭」のお父さん。
いつの間にか、足摺方面の遍路は、いつもここでお好み焼きを食べる。
店に入ると、(覚えてくれてないと思いますが)懐かしい笑顔で迎えてくれました。
お好み焼きを食べて、久しぶりの宿毛を満喫。
ちなみに、ここは寒い時期に、ダルマ夕日が見えます。
お店に長居するわけにもいかないので、1時間ほどして店を出る。
まだ、閉店まで1時間くらいあるので、テント張れそうな場所を探すことにする。
本当は、ここは店の前に屋根と囲いのある場所をお遍路さんのために使わせてくれる。
歩き遍路、自転車遍路、そのほか旅の方、野宿するのに一夜の屋根貸してくれます。
宿毛にきたら、もくもく亭さんに・・・・。
けど、いざとなると言い出しにくいなぁ。
店を出ると、お父さんが声をかけてくれた。
「今日、ここで泊まる(野宿する)の?」
大きな荷物で、遍路と気づいてくれたのか?
お店の前のところを使わせてもらえないかと聞くと、良いよ良いよと快諾してくれました。
さらに、風が強かったので、風を避けられるようにベニヤ板で囲いまでしてくれて。
もくもく亭のお父さん、ありがとうございます。
実はこの夜、さらに激しい雨が降り始め、ちょっとした嵐に。
野宿とは、自然の中に身を置くことと改めて感じました。
なんだろなぁ、今回は最初から最後まで、悪天候の中での野宿が多かった。
最初から、台風だったからねぇ。
少しだけ、自然の中でやっていけそうな自信がちょっとだけついたなぁ。
そのお陰かなぁ、この日は風も雨も気にせずに、熟睡することができました。
さて、明日は今回の打ち止め、宇和島へ。
天気が良くなれば良いなぁ・・・・・・・・zzz zzz
走行距離 ナビの見積もりで126km。 雨の中、風の中・・・修行です。
もくもく亭前・・・・天文好きのお父さんが描いてます。 お遍路さん、ぜひ宿毛の人情に出会ってみませんか。
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