作成日:2015年11月30日 訪問日:2014年08月14日
38番札所 蹉陀山金剛福寺
岩本寺で地図を確認・・・・・。
この先暫くは道の駅が無い・・・・・。
あぐり窪川に戻るには、まだ日が高いし時間がある。
ちょっと遠いが、道の駅 ビオスおおがたを目指す。
岩本寺を出て1時間ほどして、道の駅「なぶら土佐佐賀」の看板が現れた。
野宿場所は、道の駅が第一候補なので調べていたけど・・・・???
改めてスマホで検索すると、載ってない。
最近できたのかなぁ?
と、いうことでちょっとだけここで休憩。
覗くとカツオのタタキもあるし、お客さんもこの時間(18:00)ながら沢山まだ居る。
テントを張って野宿するにはここは・・・・まだ時間が早いし、屋根があまり無いし。
周りにコンビにも無いし、ここで野宿はちょっとだなぁ。
先に進むかぁ。
10分ほどで、佐賀公園手前の鹿島ヶ浦に出る (@o@)ワオ
(自分にとっては)凄く好きな景色だ。
左の景色を楽しみながら少し走ると・・・・・ポツポツと雨が。
ポンチョの方の雨具を出してしのぐことにしたが、雨はさらに強くなってきた。
道端の休憩所で、雨やどりするも、海沿いで見晴らしの良い休憩所。
横風のせいで雨の直撃を避けるだけ。
横でびしょ濡れの自転車を心配しながら、スマホで雨雲を確認する。
通り雨っぽいので、20分ほど雨足が弱くなるのを待って自転車を漕ぎ始める。
待ってる間に、空は暗くなってしまった・・・・。
暫くして民家が見え始めたころ、雨も止んできた、凄いなぁ雨雲レーダー。
19:00過ぎに、道の駅 ビオスおおがたの道案内が視界に入った。
(^^;・・・売店は閉まってるし、もう暗い。
今日は、非常食のカロリーメイトを夜食にして、ここで野宿することに。
テントを張る場所を探していると、売店前のテーブルのところに、ロードバイク乗りが一人。
話をすると、夏休みを利用して四国を廻ってるとか。
今日、自分と同じように山を越えてきたみたいで、七子峠の上り坂の長さに文句を言ってました。
お互いの持ってきたテントや野宿品の話で盛り上がり。
遍路をしている訳ではないが、明日は、金剛福寺に行って宿毛に泊まるとか。
予定は一緒なので、明日会えたら・・・・と。
何かあったときのために、近くで野宿(テント張り)しませんかと言うことで、この日は寝ることに。
:
(翌朝っ)
足摺岬 廻りはちょっと自信が無かったので、まだ暗い4:30に起きる。
荷物を片付け終わった5:00ごろ、トイレに起きてきた昨日の彼に先に行くことを告げて出発する。
最短で行くようにしようと、出足は県道20号から四万十大橋をわたるルートを選ぶ。
四万十大橋を渡ると、川面が霧で満たされていた。
橋の上を走っていると、前から犬の散歩の先輩が靄(もや)の中を一人歩いてくる。
すれ違う時、「遍路なの?」と声をかけてきた。
「はい」と答えると、笑顔で「すぐすぐ、ここから40kmよ。」と言葉を交わす。
「ありがとうございます。」と笑顔で答えたものの・・・・40kmはそんなに楽ではない気がしますが。
ところが、橋を渡ったところで雨が落ちてくる。
渡った橋の下で雨雲レーダーを確認すると通り雨のようだ。
雨は激しくなりそうなので、焦らず待つことにする。 屋根が大きい分、今日は運が良い。
激しくなった雨も30分ほどで弱くなったので、自転車を漕ぎ始める。
ここからのルートも、思い出の道のひとつ。
道の駅を出て2時間半、大岐の浜に到着する。
そう、私が毎回しつこく書いてしまう、親友とキャンプをした思い出の海水浴場。
また・・・・来れたなぁ。
足摺岬までもう一息と、岬を海沿いに走り続け、広い道沿いに走り続けて上りきったトンネルを抜けて気持ちよく下っているときに気づく・・・・(えっ)こんな道あったっけ?
気が付けば、岬の反対側へ。
戻って上りもさすがに・・・・なので、そのまま岬を反対廻りに海沿いを進む。
入り組んだ海岸線に、繰り返すアップダウン・・・・・。
小回りが効く自転車も、狭いカーブの連続で前後からくる車に苦戦。
途中、鵜の岬展望台で絶景を楽しんだりしたので、気がつけば金剛福寺まで5時間40分。
でも、打戻りの予定だったので、道を間違えなければ絶景も無かったな・・・と。
駐車場に自転車を停めて門の前に行くと、みんなの視線が門の横の池に。
見ると、ゴイサギ・・・かな? 動かずに居る(^^)
天気も晴れてきたし、お迎えしてくれてるんだなぁ。 (本当は日向ぼっこでしょ)
ちょっと得した気分、手を合わせて金剛福寺の門をくぐりました。
鹿島が浦。 この景色に見とれてなかったら、休憩所通り過ぎて雨の中でした。
霧の四万十川・・・・・靄(もや)かな? 通り雨の後も、しばらく川面はこんな状態でした。
大岐の浜。 ここ、マテ貝が取れるんですって。
鵜の岬展望台からの景色。 やっぱ太平洋ですねぇ。
お迎え・・・ゴイサギさん? ほんと逃げないね。
ここでは、天気は回復したんですが・・・この後、打戻りで再び大雨に・・・・。
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