作成日:2014年09月21日 訪問日:2014年08月08日
22番札所 白水山平等寺
太龍寺の参拝を終えて、山門から山を下り始める。
ここの下りは急で狭く、凸凹がところどころあるうえに、左はガードレールもない谷・・・・。
しかも道は濡れている・・・当然、スピードは出せない。
それでも、麓に着いてすぐの上り坂で、先に下って行った彼に追いついた。
そして・・・追い抜いた。
「がんばれっ!」
声をかけて先に行く。
自分は松山から(区切りでも)始めて、長い距離を走ったことがある分、体力差はあるなと思ってて。
そろそろ抜いちゃうんじゃないかとは思っていたけど、意外と早いタイミングで抜いてしまった。
太龍寺を出て1時間で、平等寺に到着。
平等寺は、毎回手水場を楽しみにしている。
モミジが手水場の水受けに沈めてあったりと、趣というか、遊び心が楽しい。
そして今回も・・・・・(^^)v
雨が落ちてきた中、参拝を済まして駐車場へ戻る。
と、ここでやっぱり気になる・・・・ゆっくり参拝してたから、もう来てもいいんじゃないかな?
休憩もかねて、5分くらい駐車場で待っていると、遠くにチラっチラっと、見えた。
彼もバテバテで到着。
笑顔で「着いた~」と言ってはいるが、明らかにバテバテ状態だ。
登りがキツイのはもちろん、登りじゃなくても自転車を漕ぎ続けるのはキツイ。
暑いし、重いし。
太龍寺からの道程とこの後の日和佐までのことについて話して、
「じゃ、参拝してきます。 日和佐で会えたら・・・・」
と、笑顔で歩いていく彼の背中を見送りながら、彼の笑顔を眩しいなぁ・・・と思った。
自分はこうゆう時の人との付き合いが得意じゃない。 どちらかといえば苦手。
長く生きたからなのかなぁ・・・・と思ったが。
ふと八栗のケーブルカーの駐車場で会ったお父さんを思い出して笑ってしまった。
そういえば、あのお父さんから見たら、まだまだ若いヒヨッコだった。(==;
まだまだ人生 半ば なのか・・・・。
今回の遍路は、自転車で出会いが多いせいか、時々思い出すと、励まされることが多かった。
終わった時に、思い出すこと沢山ある気がする・・・・・。
この後は、区切りでも長い距離を走ったことがある自分の方が先に行っちゃうなぁ、たぶん。
「日和佐でも会うかなぁ・・・・・」
と、思いながら、平等寺の駐車場を後にした。
これこれ・・・いつ見ても良いです。 手水場の形もさることながら、この遊び心が楽しい。
納経所横のお接待の白水の井戸の水を頂きました。 乾いた喉に美味しかったです。
やはり人はまばら・・・・。 普通の参拝の人の方が多い?ような
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