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48番?60番

セレナ遍路さんのお遍路道中記

作成日:2013年10月21日 訪問日:2013年10月12日
48番札所 清滝山西林寺


10月11日今回も大阪南港22時発のオレンジフェリーで東予港へ
伊予を参拝するには朝6時から行動できるので便利。
三連休ということもあり、船内は満室のようだ
22時南港出港

翌朝6時東予港入港

まずは60番横峰寺を目指す

ゆっくり走って1時間弱
平野林道(有料?1800)を利用
前回は道が狭い、すれ違い不可能、とか
情報が過大で一時はマイクロバス乗り換えも検討したが、
バス詰所の人が
大丈夫!皆行ってるよ
の言葉で強行。恐るに足らず
別格1番、神峯寺、禅師峰寺のそれらには及ばなかった。
今回は早朝で登りは対向車はない
7時に横峰寺駐車場に到着、
支度をしているうちにもう参拝を済ませ駐車場に戻ってきている人もいた
駐車場からの景色

やはりずいぶん登ってきた
他のお寺はだいたい駐車場から本堂まで登って行くのだが、
ここは逆、行きはよいよい帰りは…でしかもそこそこ急坂です。
10分も下ったでしょうか、本堂が見えてきました。

本堂

大師堂

フェリーも一緒だったグループの人達から
お接待を頂きました
このグループの人達には2日目の最終国分寺でもお会いしました
さてここのご住職さんは
納経帳は納経して初めて朱印するもの
2人分の納経帳を出すと
納経(写経を納める)されましたか?
と前回言われたので、きちんと今回も写経を持参
(しかし母親の納経帳を家に忘れてきた(ー ー;))
納経を済ませ、本来のルートからなら通る山門に行く
山門

体調を崩していなければここから来たかった遍路道


また星が森には前回は行けたのだが、
往復40分から50分かかり、結構登りがあり、まだ100%復調しておらず
断念した
8時頃駐車場を出発、別格5番文殊院を目指す、
さすがに下りは数台の車とすれ違ったが苦労なく交換。
国道11号に下り小松インターから松山道で川内インターへ
9時頃文殊院に到着
河野衛門三郎ゆかりのお寺で四国遍路発祥の地とある
本堂

大師像と衛門三郎の像

続いて、48番西林寺に
西林寺手前の小さな橋の手前に番外の小さな大師堂

西林寺山門

西林寺境内、左本堂、右に大師堂

西林から250mほど南西に番外
状が淵があり名水100選にも選ばれているということで
訪れてみる

四国巡錫中のお大師さんがこの地を通りがかった際に、
住民が干魃に苦しんでいた。これを見た空海がここに杖を突き立てると清水が湧き出たという。
以後、清水は尽きることなく湧き出て淵となった。

この伝説から「杖ノ淵」と名付けられた。
四国八十八箇所四十八番札所西林寺の奥の院となっている。
Wikipedia

全景

大師像

本当に澄んだ水

続いて49番浄土寺
実はこの辺りの札所は、前回お四国を初めたばかりの2日目で
まだスタンプラリー精神で
時間との戦いをしていた為
それぞれのお寺を覚えていないお寺が数箇所ある
浄土寺も記憶なく、しっかり目に焼き付けお参り
山門

本堂(左)大師堂(右)


本堂には平安時代中期の天台宗の僧

空也上人
(天徳年間にこの寺に滞在し布教に努めた)

重要文化財の木造空也上人立像があるそうだ

続いて50番ファンタジーならぬ繁多寺
ここは広い境内と山門前の池が印象に残っていた
山門

本堂

大師堂

ここから
52番太山寺へ松山市内を抜ける
途中コンビニで昼食
西林寺あたりであれだけあったうどん屋が
市内には全くない(ー ー;)
あるのはラーメン屋
太山寺には午後1時に到着
ここは駐車場から結構坂を登る
さらに山門前に急階段

本堂


大師堂

続いて53番円明寺には13時30分くらいに到着

山門と全景

本堂

大師堂

大師堂の天井画

このお寺にはキリシタン灯篭がある

ここから54番の延命寺へは約1時間半
瀬戸内の海岸沿いを走る

15時過ぎに延命寺に到着
山門

この山門は元今治城の城門だったそうだ

本堂


大師堂

ここからは今治市内に比較的近くに札所がある
55番南光坊まで約30分
南光坊は今治駅近くの街中にあり
人の往来も賑やか
山門(裏)

本堂

大師堂

納経所で妻がなかなか出てこない
納経帳に入れる名札のようなもの
を書いていただいていたようで
さらに年末から、四国八十八箇所
開創1200年記念の朱印、記念御影
のお授けの説明を聞いていたという
すでに別格では始まっていますが

これでまた3周目が決定した

続いて56番泰山寺に
ここも郊外にあるお寺で
ちょうど近所の子供達が遊んでいたり、
犬の散歩をしていたり
山中のお寺とは違った趣があります
本堂

大師堂


泰山寺をお参りして16時20分
次の57番栄福寺は今日の宿鈍川温泉までの途中にあり約10分で着けるので
参拝することにした
栄福寺には16時30分くらいに到着
駐車場より

本堂

大師堂

本堂横にある手押し車

足の不自由な子供を乗せ
お四国参りをしていて
ここ57番栄福寺に着いて
なにかの拍子につまずき転倒
しかし立ち上がると、歩けるようになっており
感謝して手押し車を奉納して行ったとか


変わった建物、演仏堂

若きご住職の活動発信基地だそうで
冬場は日差しが多く取り入れ
夏場は日差しを少なく
ひとつひとつの窓の形が違うそうです
栄福寺を参拝し17時
今日の参拝は終了
宿泊は今治から道後に抜ける峠の手前の山間にある鈍川温泉
鈍川温泉
「美人の湯」といわれ、源泉中のラドンの含有量が多い。温泉街の位置する鈍川渓谷は蒼社川支流木地川が花崗閃緑岩を刻んだ渓谷である。源泉は鈍川渓谷の岩隙より噴出している
Wikipedia ?
少しぬめりを感じるほどの゛いいお湯゛だった
また山間にあるので朝晩は冷え込んだ
鈍川温泉街


翌13日朝6時半すぎに旅館を出発
7時に58番仙遊寺に到着、
車だとそう勾配は感じないが結構高い山にある、しまなみ海道が見える

途中の山門

歩きの人はこの急勾配を登ります

本堂

大師堂

仙遊寺由来

歩きの人はここへ着きます

八十八箇所お砂踏みもあります

ここ仙遊寺には宿坊があり
温泉と奥様の手製の精進料理が
有名でこの日もたくさんの車が停まっていた


59番国分寺には8時過ぎ到着
山門

本堂

大師堂


握手修行大師像

修行大師様と握手してお願いしてください。
願い事は一つにしてください。
あれもこれもはいけません。
お大師様も忙しいですから!
と書いてありました

その横に薬師の壷

目、足、腰、頭等
病の場所がありそこをなぞって
ご真言を唱えるとよくなるそうです

前回来た時にハンドタオルのお接待を頂いたお店があり
今治名産のタオルをたくさん販売していて
母親のバスローブを見ようと思っていたら
朝早くまだ開いていないのか?
閉店してしまったのか?
営業していなかった

今回はここまで、松山道、徳島道を経て
徳島港へ
12時前に徳島港近くのいつものうどん屋に寄り

13時30分発の南海フェリーで帰阪

今日は比較的穏やか

次回は61番から64番を平地なので
歩いてみようかと思っています
そして64番前神寺が今回2週目の結願寺になります。




















































 
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プロフィール

セレナ遍路のアバター
  • ニックネーム:セレナ遍路
  • 性別:男性
  • 年代:60代
  • お住まい:大阪府
  • リンク:ホームページ

2009年から車ですが
八十八箇所廻っています
昨年の末より二巡目に入り
三月より逆打ちしています


一巡目の最後にせめて歩きの方の100/1は歩こうと焼山寺越えは歩きました。
二巡目も歩ける所は歩きます
2014年11月3巡目結願
一息つこうと思いましたが
やっぱり4巡目に
4巡目結願すると緑の納め札になるのと
うるう年記念巡拝。
という事で5巡目突入。

お遍路道中記(月別)

納経帳

1周の結願があります。

ただいま、2周目の巡礼中

現在の巡拝数:0/88


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