作成日:2013年11月02日 訪問日:2013年09月17日
46番札所 医王山浄瑠璃寺
7時前に久万高原町の民宿から歩き始め、11時過ぎには、第46番札所浄瑠璃寺に到着した。遍路道は、三坂峠の「久万街道」を下り、網掛大師を経由して第46番札所浄瑠璃寺に至る。久万街道は、明治25年に旧国道33号線ができるまでは、松山と高知を結ぶ重要な街道であったようだ。
浄瑠璃寺の山門には、「永き日や衛門三郎浄るり寺」と彫られた正岡子規の句碑がある。本堂のすぐ横には、各地の蓮を集めた弁天池があり、遠くは中国福州開元寺からのものもあった。
この日は、浄瑠璃寺で区切りとして、バスや電車を乗り継ぎ、JR松山駅から帰った。松山駅前で、子規の句碑、「春や昔十五万石の城下哉」を見ながら、駅売りの暖かい「じゃこてん」とビールで人心地付くとともに現実に戻った。
三坂峠からの下り道から松山市街を望む。遠くには瀬戸内海が見える絶景である。
弘法大師の網掛け石。弘法大師が網に入れて担いできたという。石の表面には網目がついている。
11時過ぎには、第46番札所浄瑠璃寺に到着した。
浄瑠璃寺の境内
弁天池には、18種類の蓮が集められている。
浄瑠璃寺境内にあった仏手花判、佛の指紋とか。
駅前にあった正岡子規の句碑。“春や昔十五万石の城下哉”
名物の「じゃこてん」とビールで良い気分。
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