作成日:2013年06月09日 訪問日:2013年05月04日
40番札所 平城山観自在寺
39番札所延光寺から40番札所観自在寺まで歩き宿坊に泊まる
2013年(平成25年)5月4日(土)6:30宿毛市の旅館を立ち、延光寺を往復し、松尾峠を越え、伊予の国(愛媛県)に入った。14時ごろ、松尾大師を通過し15:20城辺町に入り、16時には観自在寺に到着した。
この日は、約32kmを歩いた。参拝し16:40宿坊に入った。山門には、その日でも宿泊できると書かれていた。観自在寺は、第一番札所霊山寺から一番遠く「四国霊場の裏関所」とも呼ばれる名刹である。
お寺は、大同2年(807)平城天皇の勅願所として弘法大師が開創したものである。太子堂の前には、弘法大師が加持に使う独鈷杵(どっこしょう)等の三鈷が祀られていた。宿坊近くには、芭蕉の句碑「春の夜や籠人ゆかし堂の隅」があった。素泊まりのみであったが、食事は近くのレストランマップとお勧めの店を紹介していた。従業員方々は楽しい皆さんだった。
12:40松尾峠を越える。峠を超えると伊予の国、愛媛県であった。
13:10頃、松尾峠から馬の背を歩く。通り抜ける風が心地よい。
13:40頃、長閑な山間の遍路道を歩く。
14時ごろ、松尾大師を通過した。小さな祠である。
16:00頃、観自在寺参道からお寺に向かった。
「栄かえる」の像
宿坊になっている信徒会館。この日は、ここでお世話になりました。
芭蕉の句碑があった。「春の夜や籠人ゆかし堂の隅」
早朝6時頃の観自在寺境内。
三鈷のうちの一つ。独鈷杵と身体を摩ると加持を頂ける。
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