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道に迷いながら清瀧寺へ

蛙さんのお遍路道中記

作成日:2013年02月20日 訪問日:2012年12月22日
35番札所 医王山清滝寺


9:00種間寺で頂いたお接待で喉を潤し、次の清瀧寺に向かう。途中、涼月橋を渡る。小さな石の橋だが歴史を感じる。明治30年頃に作られたようである。
 9:50仁淀川大橋が見えたところで、車を止めて、わざわざ堤防の階段を上ると近いと教えてくれた男性がいた。小さな道標もあったが迷って遠回りをする遍路も居るのだろう。わざわざ有難いと感謝した。
11:20仁王門の前に到着した。途中、墓の中に迷い込み5,6分さまようことになった。戻ってみれば、迷う場所ではないのだが、なぜか墓の中に迷い込んだ。何か、不思議な気持ちになった。
仁王門より清瀧寺に入山。仁王門に見事な龍の天井画が描かれている。仁王門をくぐると間もなく、通夜堂と思われる建物がある。中に入ると整備され、申し分のない宿である。ノートを見ると宿泊者がいるようである。境内からは、土佐市が一望できる良い眺めである。雨上がりのためか町一面が光って見えた。
清瀧寺の納経所では、歩き遍路には、甘いものをお接待していると飲み物を頂く。ここで、BS-TBS「徳光さんのお遍路さん」のパンフレットを頂いた。いまだ、アナログ変換で頑張っている我が家だが、見てみたい番組である。

 
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遍路道で涼月橋を渡る。承応元年(1648年)に架けられ、明治30年に石造りになったようである。

遍路道で涼月橋を渡る。承応元年(1648年)に架けられ、明治30年に石造りになったようである。


 涼月橋から眺める新川川。

涼月橋から眺める新川川。


10:00頃、仁淀川の堤防を歩く。遠くの山の中腹に青龍寺が見える。

10:00頃、仁淀川の堤防を歩く。遠くの山の中腹に青龍寺が見える。


11:20第35番札所清瀧寺の山門に到着する。

11:20第35番札所清瀧寺の山門に到着する。


山門の天井画に見とれる。明治33年に楼門が建立された時の久保南窓の画である。

山門の天井画に見とれる。明治33年に楼門が建立された時の久保南窓の画である。


本堂の前には、厄除け薬師如来像がある。戒壇巡りをすれば、厄除けのご利益があるという。

本堂の前には、厄除け薬師如来像がある。戒壇巡りをすれば、厄除けのご利益があるという。


山門を過ぎると間もなく通夜堂がある。通夜堂には、キッチンもあり、申し分のない宿である。置いてあるノートを見ると多くの遍路が利用しているようだ。

山門を過ぎると間もなく通夜堂がある。通夜堂には、キッチンもあり、申し分のない宿である。置いてあるノートを見ると多くの遍路が利用しているようだ。


境内から土佐市街を望む。空には、くっきりとクラウドストリートが見え、風の流れが分かる。

境内から土佐市街を望む。空には、くっきりとクラウドストリートが見え、風の流れが分かる。

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プロフィール

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  • ニックネーム:蛙
  • 性別:男性
  • 年代:60代
  • お住まい:大阪府
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一人旅が好きなサラリーマンです。巡礼の旅も好きで、西国三十三所や坂東三十三所にチャレンジしました。歩き遍路は、初めてで、四国八十八所は、歩いて行こうと決めていました。そろそろ、人生の終盤で、いろいろ考えます。車より歩いたほうが、頭の中がすっきりするような気がします。通しで歩くことはできませんが、少しずつまわり、退職後には、通してある痛いと思っています。平成24年4月28日が発願の日になると思います。いろいろ考えながら歩きたいと思っています。

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