作成日:2012年09月08日 訪問日:2012年07月23日
22番札所 白水山平等寺
「鮒の里」さんで宿泊。前日と同じように、暑さ対策のため早出のため、4:50には朝食を準備していただき、5:30宿を車で出て、昨日ピックアップしていただいた坂口屋前まで送っていただいた。
本日は、酷暑の中の平等寺から薬王寺までの30kmを覚悟して臨む。
5:50には、歩き始める。6:30舗装の車道から細いお遍路道に入る。6:30子供たちが朝のラジオ体操に集まってきている。「お遍路さん、お遍路さん、道はこっちだよと」声を掛けながらついてくる子供もいた。皆、元気に挨拶を交わす気持ちのいい朝となった。たぶん、日常の中にお遍路がいるのだろう。何か、昔の風景を見ているようで、妙に懐かしくなった。
平等寺へ向かう遍路道は、里山の風景の中に長く伸び、草の香りや小川のせせらぎと共にゆったりと歩くことができた。
6:50階段道に入る。10分程で大根峠に到着する。「平等寺3km」の標識があった。最近、下りはめっきり苦手になった。昨日の雨のせいか、年のせいか、剥き出しになった岩や木に根に滑ったり躓いたりするようになった。30分ほど下ると山道も広くなり、無事に下山できた。下山したところにお遍路のための休憩所があり、水を飲むことができる。
8:00二十二番札所「平等寺」に到着。
6:30頃、朝のラジオ体操に向かう子供に遍路道を教わる。
里山の遍路道を歩く。空気も涼しく気持ちがよい。
里山の風景から山越えをして平等寺に向かう。
7:00大根峠、これより下りに入る。
7:40頃、下山、お遍路のための休憩所があり、給水の設備がある。善人宿(遍路のための無料の宿)もあるらしい。
8:00平等寺に着く。
水屋には、楓(たぶん)が浮かべられ、涼しさを醸し出す。これも、有難いおもてなしとおもう。
石段に置かれた厄除け祈願のお賽銭。坂には、男坂と女坂がある。
本堂の格天井には、花鳥が描かれている。
境内を望む。
道中記へのコメントは、ログインが必要です。