作成日:2012年09月07日 訪問日:2012年07月22日
21番札所 舎心山太龍寺
鶴林寺参拝後、9:20太龍寺に向けて下山を始める。15分ほど歩くと「太龍寺5.2km」の標識があった。10:30には下山、一山超えた。
水井橋の手前に自販機があり2本の水を補給。10:40太龍寺への登り口に水道の蛇口があり、水が出た。ここで空の水筒に水を補給できると思われる。
登山口から間もなく、渓流に沿って遍路道がある。標識が無く名は分からぬが美しい渓流である。11:00~11:20渓流沿いの東屋風の休憩所で昼食と休憩。宿で作ってくれた焼きお握りが美味い!!昨日は、体が慣れていないせいか、二日酔いのせいか、やけにしんどかったが、本日は快調。国道と渓流・森林の道中の気温や気分の差が大きいと思う。
11:30階段の上りに差し掛かる。「是ヨリ十二丁」の道標、あと、1.3km。約20分で一本調子の階段道を登りきる。曇りの日で風が心地よい。尾根伝いの緩やかな坂を上ると再び階段道になったが快調に登ることができた。12:10「太龍寺400m」の標識がある舗装道に出る。ここで、再び、遍路装備を付け、お寺に向かう。この地点で、標高430m、本堂が600mと言われているので、あと170m上ることとなる。
12:20山門到着。焼山寺に匹敵する難所と聞いていたが、快調に登ることができた。ロープーウエイがあるので、参道には人がいない。ゆっくりと霧の中の道を歩いた。神秘な場所にいるような感じになる。西の高野山と言われるのが分かるような気がする。山門には、足腰が強くなる「健康わらじ」が奉納されていた。本道改築中のため、仮本堂に参拝。この頃から小雨が降り始めた。傘を差すほどではなく、気持ちの良い雨となった。鶴林寺の登山道の途中で見かけた女性の歩き遍路の方と会う。平等寺まで歩くとのこと、健脚の女性である。とは言え、時間もあるので、参拝後、ロープーウエイを見学。発着場で「きのこ茶」を頂いた。美味い!!
9:20太龍寺に向け、鶴林寺から下山を始める。
10:10頃の遍路道。近くには神社もあり、山里が近いことが分かる。爽快な気分で歩く遍路道である。
10:30頃、鶴林寺のお山を下山、谷あいの里を歩く。道標のシールが多く貼られた電柱を見かける。サポーターの多さに驚く。
10:35那賀川に架かる水井橋を渡る。いよいよ、太龍寺の山に立ち入る。
渓流に沿って歩く遍路道。真夏なのに、鶯の声も聞こえ、清々しい山歩きとなった。
12:20、山門に到着。早い時間に到着した。
山門には、足腰が強くなる「健脚わらじ」が奉納されていた。
広大な、雄大な境内を参拝する。残念ながら本堂は改修中であった。
多宝塔
ロープーウエイを利用すれば、標高600m付近にある太龍寺に10分で上れる。車で上ると、山の反対側、阿南側からになり、駐車場から2km上ることになる。距離では遍路道が最短である。
14:30頃、約4kmの道程を下山。2軒の宿屋がある。
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