作成日:2012年09月06日 訪問日:2012年07月22日
20番札所 霊鷲山鶴林寺
4:00起床。朝から蒸し暑い感じがする。「鮒の里」に連泊するので、荷物が半分程度の重さになった。昨夜の洗濯物を取り込んだり、荷造りをしていると、4:40には「ご飯できました」の声がかかる。普段より多目の朝食を取り5:10過ぎには宿を出た。お握り2個と凍ったペットボトルを頂いた。
5:20昨日歩いたところまで送っていただき、歩き始めた。幸い、足の痛みも無く、気温も25度程度のため快調に歩くことができた。
7:00登山口前、旅館「金子や」がある。
7:40「鶴林寺1.5km」の標識、5分ほど休憩。この地点で標高210m。やや曇りで高度のせいか風が爽やかに感じる。山のいたるところで鶯の鳴き声が聞こえる。鶯の谷渡りの声も長い。この時期の鶯は、訓練の賜物か声量がある。鶯の谷渡りは春の季語だが、今日は暑くなさそう。
8:35鶴林寺駐車場に到着。標高490m、10m上れば本堂に着く。駐車場で白衣を着て遍路装束を調え、お寺に向かう。薄っすらと霧が立ち込め、涼しく、幻想的な風景が広がる。
8:40二十番札所「鶴林寺」山門に到着、本堂前で高度計が500mを示す。薄らと霧が立ち込め、より一層、幽玄な趣が漂う。弘法大師がこの寺を訪れた時、二羽の鶴が地蔵菩薩を守っていたと言われているように、本堂の前には、二羽の鶴が対をなしていた。
「一に焼山、二にお鶴、三に太龍寺」と言われている。体調もあるが、焼山寺に比べれば歩きやすかった。
鶴林寺への参道口。いよいよ登りに入る。
7:40頃の登山道。まだ、涼しく気持ちの良い登り道であった。
8:20頃、登山道(遍路道)からの眺望。かなり上ってきた。
8:40頃、山門が見えてきた。霧が立ち込め、幻想的な風景の中、境内を上がって行った。
境内を歩く。
本堂前の鶴の像と三重塔。本堂の両脇には、金の地蔵尊を運んだといわれています。
鶴林寺の丁石。 南北朝時代に建立されたもので、現在11基が残っています。丁石には、年号が刻されています。9:20太龍寺に向け下山。
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