作成日:2013年05月06日 訪問日:2013年05月06日
21番札所 舎心山太龍寺
ただ今無事に家に着きました。
今朝は善根宿の寝心地が余りに良くて予定より1時間半寝坊してしまいこの先どうなるか。
宿を7時半頃出発して20番鶴林寺を目指したが道中の登山が余りにもきつくてもうバテバテ。足が前に一向に進まなくなりながら何とか昼過ぎには到着しお参りをして21番太龍寺を目指すつもりだったが朝の寝坊と疲労とで太龍寺を目指す気力が無くなり下山途中ここで今回は打ち止めにする言い訳ばかり考えていました。山を降りたところにバス停が地図を見て有るのが分かっていたのでそれに乗って帰るつもりでした。いざバス停に着き時刻表を見ると1日に2本しか走っていない。しかも4時間待ちこれはお大師さんが太龍寺に行けと言うことか?だけどいまから行っても山の中だし降りても暗くなるしもうバスも無いと分っていたし、だけどお大師さんが行けと言うなら何とかなるだろうと思い無理でも前に進む事に決意。又山がキツイ。もうフラフラで登頂。お参りを終え山を下りても山中でバスも無いだろうし さぁどうしようかと思案していると遍路の人が一人椅子に座っていたので話しかけてみました。話すうちに車で来て歩き遍路をしているらしく、さらに話していると大阪から来ているとの事、さらに住んでいる所がなんと歩いてでも行ける所でした。そして山を下りてしばらく行った所の「道の駅わじき」に車を止めているとの事。近くで話を聞いていたおじいさんがこんな縁はなかなか無いから送って貰いなさいと言うし彼もどうぞと言ってくれたのでお言葉に甘えて家まで運転してもらい送って頂きました。しかし何とかなるもんだなぁ。お大師さんが行けと言ったからには責任をとってくれたんだろうか。お大師さんありがとう。送ってくれた彼、ありがとう。
終わり良ければすべて良し。いい出会いも沢山あり本当にいい遍路旅になりました。
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