作成日:2011年10月21日 訪問日:2011年10月21日
88番札所 医王山大窪寺
遂に結願しました。感無量です。言葉では表す事は出来ません。夕べは興奮して殆ど寝れませんでした。夜中にラジオを聞くとトイレの神様の歌が流れてきました。私はおばあちゃんがずっと居なくてこの歌を聞いて今迄は良い歌だなって思ったが泣く事は有りませでしたが夕べは何故かテントの中で泣いていました。何故なんだろう。朝 道の駅の向かえのお遍路サロンで歩き遍路の人だけ証明書を発行してもらえるので8時迄待ってそれから出発しました。今日は超難所の女体山を越えて88番へ。女体山は噂の通りかなりの岩場で足腰に自信が無ければ林道を通った方がいいと思います。周りに誰も居ないのでここで谷に落ちたら助からないでしょう。なんとか女体山制覇。名前の様なイヤらしい物は何も無く有ったのは感動でした。そこからは一気に下がり88番のお寺が見えて来た時はこのまま戻り逆打ちしようかと考えました。女体山から降りる途中上がってくる人が一人竹ホウキを持っていました。話をするとこの方はいつか自分も歩き遍路がしたくその時気持ち良い道を歩きたく歩き遍路が出来るまで遍路道をボランティアで掃除しているらしい。今迄頭では誰か掃除している人とかいるんだろうなぁとか思っていましたが初めてこの山奥の遍路道を掃除している人と出会い私達が気持ち良く歩いているのはこうした方が沢山いてそして私達は歩かしていただいてるんだと実感しました。ありがとうございます。それと途中写真の言葉を見つけ昨日私が言いたかったのはこの事だと改めてこの言葉を心に刻みました。「与えた恩は水に書け、与えられた恩は岩に刻め」。お寺に着き少し涙が出ましたがお大師様の前に立った時 まだまだ修行しなさいと言われているみたいに思えたので 本当はバスと電車で1番に戻るつもりでいたが歩いて1番に行く事にしました。やはり修行が足りなかったのか雨が降り出し最後の修行になりました。今日は10番の近くの金清温泉の横の池の湖畔にある東屋で野宿します。金清温泉で10時迄ゆっくり温泉に浸かり皆さん部屋に帰りますが私は修行が足りないみたいなので湖畔の東屋に帰ります。だけど東屋には東屋の良さがあるのです。獣の声や虫の声 自然と一体感が味わえます。この温泉の食堂で歩き遍路1日目と言う美女二人に出会いました。なんだか私が初めに出会った美女二人と被りまた一から始まるみたいな気持ちです。だけど二人を見ているとすごくういういしく感じ何でも初体験の赤ん坊を見ている
結願、おめでとうございます。
そして、お疲れ様でした。
今日は高野山に行っていることでしょうね。
たくさん修行した後は、ご家族のもとで、ゆっくり身体を休めてくださいね。
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