大渋滞

うさぎさんのお遍路道中記

作成日：2014年03月25日 訪問日：2014年03月22日
17番札所 瑠璃山井戸寺

昨夜は、焼山寺を打ち終え、植村旅館さんでお世話になりました。
相変わらず美味しいお料理がたくさん出ました。

今日は昨日と打って変わって、小春日和。
鮎喰川沿いを景色を楽しみながら歩きます。
蝶が舞い、ウグイスが鳴き、梅や水仙、桜が和ませてくれます。
時折会う地元の方に挨拶すると、皆さんちゃんと挨拶を返してくださり、頑張って、ご苦労様と労ってくれました。

宿から１３番札所まで１０キロの道のりを三時間かけて歩きました。
大日寺に近づくと、駐車場は満車状態。
何だか嫌な予感が、、、山門をくぐると、そこにはたくさんの参拝客が。
1200年、遍路繁忙期、二つが重なって朝からすごい人です。
本堂、大師堂は、ロウソク渋滞、お線香渋滞、納札を入れるのも一苦労です。
もちろん、お経は隅の隅のまた隅っこに寄り、小さい声で。もう何処に向かって唱えているのか分からない状態でした。
嫌な予感は、的中。
１４、１５、１６番札所も同様に渋滞。
一番大変なのは納経所でした。

すっかり疲れきって１７番井戸寺に到着すると、なんと、ととろさんが大師堂でお参りをしているところでした。
またお会い出来るなんて、ビックリです！
急ぎお参りを済ませ、しばし再会を喜びました。
実は前回頂いたお守りを金剛杖に付けて歩いていたら、焼山寺あたりでちぎれて無くしてしまったのです。
ととろさんにその事を謝ると、私の金剛杖にバリーさんのぬいぐるみと、みきゃんという愛媛のマスコットを付けてくれたのです。
旅の新たな相棒が出来ました。
ありがとうございました。

疲れていた気持ちもすっかり元気になり、再び宿に向けて歩きだしました。

旅の友、バリーさんとみきゃん

夕飯前のケーキとプリン。胃袋が四つあります。