作成日:2011年04月02日 訪問日:2011年03月13日
13番札所 大栗山大日寺
本日は、徳島駅まで行き夜行バスで東京まで戻る予定で、7時45分13番札所「大日寺」へ向け出発。筋肉痛と足のマメが痛い。
約1時間で大日寺到着。ここも休日のためかツアー客が多い。
お参りを済ませ写真を撮ろうとしてバッテリーを充電器へ入れたまま宿へ忘れたことに気がつく。タクシーで大日寺とペンションやすらぎを往復する。
「何やってんだ!」
この辺から、和歌山のHさんが言ったスタンプラリーにならないように…とのことばを思い出す。確かにここまで、先を急ぐあまりゆっくりお寺を楽しむ気持ちのゆとりがなかったことに気づき、ここからはゆっくりお参りをして写真を撮り境内等もゆっくり散策するよう気持ちを入れ替える。Hさんに感謝。
また、遍路の関係について、現在危惧されている無縁社会など無関係になるような、近所付き合いの仕方を暗示しているように思えてくる。というのも、つかず離れず、困ったときには手を貸し(助言をする)それでいてあまりしつこくしない。そんな緩やかながら「絆」のある関係、これが今後求められる市民社会の在り方の様な気がしてきた。
遍路もただ歩くだけではなく、いろいろ考えることができる「ゆっくり過ぎる時間」として貴重な経験であることに気づく。
わざわざ前日宿泊した宿までタクシーで往復し、バッテリーを取ってきて撮った大日寺の山門
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