鶴林寺から平等寺迄

ボンキチさんのお遍路道中記

作成日：2016年02月27日 訪問日：2016年02月27日
22番札所 白水山平等寺

朝7時に宿を立つ。
五分程歩くと、民家の塀の影から地元のおじさんがガマ口を手に出てきました。
おじさんが、ガマ口の中から左手五百円硬化を出し、何か語りかけてるのか聞き取れません？
お金の接待は初で驚きました。おじさんが右手を自分に差し出しましので多分収め札かなと思い収め札を渡しました。
おじさんは未だ語ってるにですが？？です。多分道案内してくれてる様なのですが.....
聞き取れないので丁重に御礼を言いお別れいたしました。
鶴林寺への遍路道は登りがコンクリート路面で歩きやすかったです。(整備された先人に感謝)
最後の登りがキツかったがですが無事に鶴林寺に7:50到着。
昨日お見受けした歩きさんが、お参りを済ませお先にと…太龍寺へ向かいました。
自分も本堂をお参りし、大師堂には朝方頂いた五百円硬化をお供えし、8:20太龍寺への遍路道へ。
太龍寺への遍路道は登りが下りが有りますが、登り路面でが一部アスファルト舗装されてるいて登り易かったすです。(感謝)
10:20山門前に到着。本堂、大師堂までは、長く急なコンクリート路面を登ります(これがキツイ)
お参りを済ませ、納経所横の廊下の天井に描かれた龍と睨めっこしました。何処から見ても睨め返してきます。
11:20一度山門をを出て、再び急なコンクリートを登り、納経所で教えて頂いた遍路道へ向かいます。
ロープウェイの駅にてコーヒを買い(お気にの銘柄無し)横の道を進みます。
数分で、舎心ヶ嶽に到着。大師像にお参りしてます。本当は大師像の近くまで行きたかったのですが…ビビリなもので…
そこか直ぐに教えて頂い、たいわや道への立て札発見。阿瀬比集落迄5kmと有ります。結構危険な道との立て札も立っていました。
何箇所か危険な所が有りましたが、(危険な所には命綱有り)荒れてはいません。
前半は楽ですが、最後の方の下りは急な下りが続いて泣きが入ります。13:30阿瀬比集落着
大根峠ルートにて平等寺にむかうも、この道が又キツイ(泣き)特に最後の下りが脚にキツく閉口
今日の三ヶ寺参りのルートは12番さん焼山寺への遍路転がしに匹敵するが
険しい道を整備された先人と今整備されてる人に感謝。感謝！！
14:20平等寺に到着。白い遍路装束の団体さんが大師堂をお参り中。聞きなれない般若心経を読経…中国語です。!!!!
結構若い集団です。バスでお参りに来ていました
このお寺の本堂の改装されてる綺麗です。特に蝋燭立ては何処にもない造り。左側にはお花立てなる物も造られました。
自分がお手水使っている時、阿瀬比集落迄同じペースで歩いてた方が別ルートで到着。大根峠は距離短いがキツく時間が掛かる模様
14:50 本日の打ち止め。寺前の集落にて夜食買い寺横の宿に入る。
早い到着で有るが、心よく女将が迎えてくれた。通された部屋は暖房が入っていて暖かい(お持てなしの行き届いた宿と感じた)
既にお湯が沸いてるにで風呂に入る。大きな風呂にて疲れ取る。洗濯、乾燥機は接待との事(感謝)
食事も美味しく大満足の宿。食事中他の遍路さんが、明日は山側か海側のルートを歩くかで盛り上がっていました。
海側は距離、が長いが登り下りが少ないと思っていたが...結構な峠は道との事な...明日どちらを歩こうか悩んでます。
大根峠の大根はなんと読む？？ダイコン？おおね？などの話も出ていました....正解は？？
明日は23番さんの薬王寺のみのお参りの為ゆっくり就寝。

合掌

いわや道

いわや道の道なき道と命綱