お遍路さん登録 ログイン

天気は雨のち晴れ、岩本寺,延光寺、金剛福寺

気ままに過ごす。さんのお遍路道中記

作成日:2015年01月26日 訪問日:2014年11月25日
37番札所 藤井山岩本寺


高知自動車道を走行しているうちに雨は小降りになってきてこの分ではもうすぐ雨は止みそうです、カーナビが古いのか途中から今走っている自動車道路が表示されなくなり車の現在地は山中になりますがそのまま高速道路を終点の「四万十中央」ICまで走り清龍寺から1時間30分程で岩本寺に到着しました、5~6台も止まれば満車になる門前の駐車場に車を止めて合掌して山門をくぐり37番霊場「岩本寺」に到着です、岩本寺へは土佐くろしお鉄道の「窪川駅」から10分程歩いても来れます。雨は小降りになり蝋燭やライターが濡れなくなり線香を点すのにも気を使わずになりました、納経所で朱印を貰い特別公開中のご本尊を拝観するため宿坊を兼ねた社務所へ向かいます、社務所の人に通された座敷のすぐ前には秘仏が鎮座しております、偶然私1人だけですのでじっくりと本尊の特別拝観が出来ました、社務所でポンチョを見つけたので早速購入しました。山門を出たところで清滝寺で出会ったお遍路さん夫婦と擦れ違い軽く会釈して駐車場に戻ります、岩本寺を出て先に39番延光寺へ向かいます、岩本寺から1時間程走り39番霊場「延光寺」に近づきました、延光寺までの遍路道には納経に向かうお遍路さんの姿がちらほら、その人達を抜き去り39番「延光寺」の駐車場に到着しました、「延光寺」へは土佐くろしお鉄道の平田駅から歩いて20~30分程で着きます、境内にお遍路さんの姿も多くて見所も沢山ありますまた黄色く色づいた木々も見ごたえがありました、亀に関係する置き物が多く庭園の植木が亀の形になっていたり、鐘を背負った亀の石像が鎮座してたり、池にも亀に見える形の石や、目洗いの井戸等がある境内を散策します、時計を見ると時間は午後2時前です今日は足摺岬にある金剛福寺で打ち止めの予定です、37番岩本寺から38番金剛福寺までの距離は80キロ程あり私の足で歩くと20時間程費やします、バスも中村市や宿毛市からでも1時間30~2時間かかるしバス料金も結構するので今回の計画時からこの区間はレンタカーの利用を決めていました、足摺岬への移動途中トイレ休憩のために車を道端に止めて外へ出ると30センチはあるかと思える大きなミミズが何匹も這っています、デカ!足摺岬へ向かう途中の道路にあるバス停には宿毛方面へ戻るためにバスを待つお遍路さんや足摺岬方面へ歩いているお遍路さんを見ながら思っていたより早く午後3時前に37番霊場「金剛福寺」へ到着しましたが同時にお遍路ツアーのバスも到着しました、このグループに出会うと自分のペースが乱れるので先に足摺岬を見物します、平日の午後の足摺岬には観光客の姿も見えず1人で遊歩道を散策します、ここは過去にも訪れていますがこれだけ人影がない時も珍しいのでは?観光客が1人もいない観光地の見物を終えて駐車場に戻ると猫さんが沢山います、ここは人家から離れているので猫達はどこでご飯を貰うのか気になるところですが、でも猫好きの私としては嬉しくて嬉しくて少しの時間彼らの様子を見守りツアーのお遍路さんが帰った38番霊場「金剛福寺」に参拝します、お遍路ツアーの皆さんが去った境内は個人のお遍路さんの姿がちらほら見えるだけで大変静かです、納経を終えてお遍路の男性と立ち話をしてみるとその人も名古屋から来ていて(私も名古屋市の出身です)奥様が最近亡くなられてその供養を兼ねて巡礼をしているとの事、その人も基本は歩いて霊場を巡り移動距離が長い時には交通機関やタクシーを利用するとの事、金剛福寺では平成の大修理の最中です、大修理に協力する為と納経記念として改修の石段用に使う石板を寄進しました(勿論石板に名前を書いて)寄進の記念に手ぬぐいを頂戴しましたがのどかなもので置いてある箱にお金を投入し石板に自分の名前を記入して置いてある手ぬぐいを持って帰るシステムです、お遍路をしている人には不埒な人は存在しないという信頼関係があるのでしょうね?今日はこの近くにあり磯釣りの渡船としてテレビにも紹介された民宿に泊まります。追伸ですがここの民宿の料理は魚好きの私には最高のご馳走でした。

 
 いいね!: 9 件

鐘を背負った亀さんです、他にも亀さんがいるようでしたが…。

鐘を背負った亀さんです、他にも亀さんがいるようでしたが…。


37番霊場岩本寺の山門前。

37番霊場岩本寺の山門前。


延光寺境内の大師像です。

延光寺境内の大師像です。


39番霊場延光寺の山門前。

39番霊場延光寺の山門前。


足摺岬灯台、雨が降っていたとは思えないほどの空です。

足摺岬灯台、雨が降っていたとは思えないほどの空です。


綺麗な海の色、打ち寄せる波、切り立った崖、白い灯台、同じ高知県の岬でも室戸岬とはまた違う光景でした。

綺麗な海の色、打ち寄せる波、切り立った崖、白い灯台、同じ高知県の岬でも室戸岬とはまた違う光景でした。


暖かいので猫さん達も仲良く眠っています、足摺岬には沢山の猫が住んでいるようです。

暖かいので猫さん達も仲良く眠っています、足摺岬には沢山の猫が住んでいるようです。


後ろにいる猫は1年程前行方不明になった我が家への通い猫の「ぶ~太くん」に良く似ているので思わずパチリ。

後ろにいる猫は1年程前行方不明になった我が家への通い猫の「ぶ~太くん」に良く似ているので思わずパチリ。


金剛福寺にも亀さんがいました。

金剛福寺にも亀さんがいました。


金剛福寺にある大師像です。

金剛福寺にある大師像です。


38番霊場金剛福寺の山門前。

38番霊場金剛福寺の山門前。


この日宿泊した民宿で夕食時に出てきた刺身の盛り合わせ、高知県ではブランド物の清水サバです、大きくて美味しかったです。

この日宿泊した民宿で夕食時に出てきた刺身の盛り合わせ、高知県ではブランド物の清水サバです、大きくて美味しかったです。


足摺岬の案内板。

足摺岬の案内板。


弘法大師の爪書き石です。

弘法大師の爪書き石です。


足摺岬に住んでいる猫さんです。

足摺岬に住んでいる猫さんです。

河童 2015年01月30日 コメントNO:1692

気ままに過ごすさん
始めましてこんにちわ。
河童です。

カンタロウ

ミミズみたいな太くて長い生き物です。そうよんでました。昔は山の方で見かけましたが、最近はあまり見かけません。というか、山に行かなくなったからかもしれませんが。

私はお遍路はバスで始めたのであまり細かいとこまで見れなかったので、いつも楽しく読ませて頂いてます。
私は満願し今はゆっくりと過ごしてます。

気ままに過ごすさんの道中の安全を祈念致します。

気ままに過ごす。 2015年01月30日 コメントNO:1694

河童さんコメントありがとうございます、あのミミズの名前は「カンタロウ」ですか、
足摺岬へ行く途中の道端で日当たりが良くなく、湿っている所には沢山いましたし
車にも轢かれていました。私は12月に結願しており今は当時の記録や日記を見直しながら道中記を書いています。道中記下手ですが最後まで読んでくださいね。最後に掲載する写真を是非見てください。

道中記にコメントする

道中記へのコメントは、ログインが必要です。

プロフィール

気ままに過ごす。のアバター
  • ニックネーム:気ままに過ごす。
  • 性別:男性
  • 年代:70代
  • お住まい:岐阜県
  • リンク:-----

四国霊場を通しで周りましたが、機会があれば再度。

お遍路道中記(月別)

納経帳

1周の結願があります。

ただいま、2周目の巡礼中

現在の巡拝数:0/88


Copyright © 2024 お遍路ポータル ALL RIGHTS RESERVED