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8番熊谷寺から11番藤井寺まで、その1

気ままに過ごす。さんのお遍路道中記

作成日:2015年01月03日 訪問日:2014年11月17日
8番札所 普明山熊谷寺


昨夜安楽寺宿坊の夕食時「大鳥居苑」で同宿のオランダ人のxxさんと再開しましたが朝食時には時間が違うのか顔を合わせませんでした。安楽寺での昨夜のお勤め時に本堂で般若心経を唱えて住職の法話を聞き自分の願い事を書いた杉の板を持ち本堂の地下にある人工の小川に浮かべる珍しい儀式を体験できた事はお遍路旅で宿坊に泊まって貴重な経験というか良い思い出になりました。出発のため宿坊の玄関に出ると境内の広場には観光バスが2台止まっておりお遍路さん達が乗り込んでいます、その中の一人が私に話しかけて来て何処から来た?何処まで行く?一人?とか色々と聞かれたのでそれに答えてからこちらも気になるので聞いて見るとこのバスに乗り込む人達は四国88ヵ所のお寺を全行程10日程で巡るお遍路ツアーの参加者で添乗員は勿論、カメラマンやお坊さん、先達も同行しているとの事、忙しい人や一人でお遍路さんに行きにくい人には良い企画です、さてと出発しますか、昨日十楽寺を参拝したので安楽寺前の道路脇を歩いて熊谷寺まで向かいます、温泉民宿「いしだ」付近から遍路道に入り少し歩くと左側の畑に沢山の実をつけた柿の木が有りました、その柿の木の姿があまりにも綺麗なので思わず見とれてしまいました。この柿はきっと沢山の鳥達のご飯になるのでしょうね?御所小学校付近で四国の道(四国の道と遍路道は違うのです)に入りそのまま歩くとパトカーや救急車のサイレンが遠くの方に聞こえてます、右側にある旅館「越久屋」の看板が目に入ります、昨日はここまで来れましたが食事やお風呂等の事情があり安楽寺に泊まりました、高速道路を過ぎてから登り坂が続きます、交差点を過ぎて大きな日帰り温泉施設を通過しても登り坂はず~と続いていてます、左下に高速道路を見下ろす所まで来て高速度道路を見ると事故処理中で通行止めになっています、聞こえていたサイレンはこの事故に関係していたのでしょう、この場で休息を兼ねて高見の見物をすることにします、休憩を終え熊谷寺へ向かい歩き出しますが事前にこのルートは避ける事とガイド本に書いていたのに気が付かずに歩いています、暫く歩いて行くと熊谷寺へ向かう道路標識が見えて来てその方向へバスや自家用車が走って行きます。私も登り坂になっている車道を進み8時30過ぎに8番霊場「熊谷寺」へ到着しました。熊谷寺ではすでにツアーのお遍路さんや車のお遍路さんで混雑しています、本堂は参拝者で混んでいるので先に大師堂で納経しようと大師堂を見るとそこにも別のお遍路ツアーの皆さんがいます、仕方がないのでベンチに座り少し待つ事にしますが大勢の人達が唱える般若心経は迫力があります、ツアーのお遍路さん達も去り納経を終えての帰り道で見る境内の紅葉はまさに「今が盛りだ良く見てくれ~」と叫んでいるようで綺麗でした、来る時には通れなかった山門を通り記念撮影をし9番法輪寺に向かいます、熊谷寺は山門から本堂までの参道の距離が長いので有名です、道を間違えなければその雰囲気を体験出来たのにと思うと残念です。

 
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安楽寺の山門では参拝者が途絶えるのを待ちました。

安楽寺の山門では参拝者が途絶えるのを待ちました。


安楽寺境内の庭、

安楽寺境内の庭、


畑の中の柿の木

畑の中の柿の木


写真ではうまく写りませんでしたが紅葉が綺麗でした

写真ではうまく写りませんでしたが紅葉が綺麗でした


熊谷寺の山門前で熊谷寺は山門から本堂までの距離が長いので有名です。

熊谷寺の山門前で熊谷寺は山門から本堂までの距離が長いので有名です。


お遍路さんの投稿写真で良く出ますがこの人?お人形さんです。

お遍路さんの投稿写真で良く出ますがこの人?お人形さんです。

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プロフィール

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  • ニックネーム:気ままに過ごす。
  • 性別:男性
  • 年代:70代
  • お住まい:岐阜県
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