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八栗のよもぎ餅とお母さん

わさびさんのお遍路道中記

作成日:2014年06月08日 訪問日:2014年04月30日
85番札所 五剣山八栗寺


高松のホテルで一泊。

6時過ぎに目が覚めた。
久しぶりの布団だったせいか、少し寝すぎた感が。

荷物を確認して、朝7時前にホテルを出発。

八栗のケーブルカー乗り場に、AM8:30に到着した。

遍路道どこだろうなぁ・・・・と、駐車場にあった地図を見ていると、

「自転車で遍路?若いなぁ~。」

と、声が。
振り向くと、60~70歳の散歩していた男の方。

 「ええ、でも、年(46)なんで、キツイですよ。」

と、答えると、

 「(46歳?)・・・ほら、ワシより若い。」

・・・・(^^;

 「ええっ、それ言われたら、大変って言えないじゃないですか~。」

と、二人で笑う。

 「じゃあ、もうちょっと頑張ります。 ありがとうございます。」

と、遍路道へ向かう。

・・・・すると、すぐのところに、

 「八栗ロケで有名! 男はつらいよ 寅次郎の縁談 "よもぎ餅"」

と、看板が。
まだ早いので、お店は開いてない。

 ↓ 遍路道を登ること30分。

お迎え大師の居る駐車場(展望台)に到着。
ケーブルカーのときは、ここまで来ないので、お迎え大師も初めて。

展望台から望むと、走ってきた屋島の方が見えた。

ここで水分補給のためベンチで休憩することに。
周りに藤の花が咲いているので、クマ蜂が時々寄ってきてホバリングする。
ここは彼らの縄張りみたいだなぁ。
クマ蜂は温厚なので、攻撃しないかぎりは襲ってこない。

 「暑いねぇ・・・ちょっと休憩させてね」

と、彼らの縄張りなので、挨拶をすると、心なしかホバリングも彼らの挨拶に思えてきた。
(^^)

境内の大師堂の横の地蔵堂上にも藤の花が咲いていた。
藤棚もきれいだけど、山肌に咲く自然の花もキレイだ。
どちらかというと、こっちの方が好きだなぁ~。

駐車場に戻ると、よもぎ餅屋さんが開いていた。

いったん通りすぎるも、疲れたときに甘いものは良いなぁ~と、お店に。

お店に入ると、商品(よもぎ餅)が見えない。
あれっ?早すぎた・・・・と思いながら、3個くださいと注文すると、お母さんが目の前でコネコネ・・・作り始めた。
(^^)作りたてだぁ。

待っていると、 「歩き?」と聞かれた。

 「いえ~、自転車です。 今日は長尾寺は行けるかなぁ~と思ってるんですけど。」

と答えると、

 「(はぁ?)自転車なら、大窪寺まで行けるわ。 香川は近いから行ける行ける。」

地図で遠いなぁ~と思っていたので、「本当ですかぁ?」 と返すと、

 「歩きなら(長尾寺までで)無理だけど、自転車なら大窪寺は行けるわ」

(^^;

大窪寺への登りがあるので、半信半疑でしたが、

 「そうですか~、お母さんが言うなら、頑張って大窪寺まで頑張ります!」

と、お礼を言って、駐車場へ。

この後、大窪寺を目指したはずなんですが・・・・・。

(^^)

 
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お迎え大師と初対面。 ・・・と、駐車場ということは、車で来れる?

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大師堂から振り返ると、藤の花が・・・・(^^) 良いですねぇ。

大師堂から振り返ると、藤の花が・・・・(^^) 良いですねぇ。


お迎え大師からは、走ってきた高松方面が。

お迎え大師からは、走ってきた高松方面が。


よもぎ餅屋さん。 お母さん・・・またよもぎ餅買いに寄りますぅ。

よもぎ餅屋さん。 お母さん・・・またよもぎ餅買いに寄りますぅ。

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プロフィール

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  • ニックネーム:わさび
  • 性別:男性
  • 年代:50代
  • お住まい:東京都
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仕事の関係で、しばらくは東京暮らし。
遍路には沢山の教えと大事なこと学びました。
またいつか・・・戻ると心に決めて、感謝。

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